同世代でも「下腹に悩む、悩まない」の差

こんにちは！
モデルボディメイクトレーナーの
佐久間健一です。


30代を超えてから起こる基礎代謝の低下
30代では年間250グラムの筋肉の減少
40代からは450グラムと倍々に。
これにより最も体に現れるのは下腹。

では、この筋力減少はなぜ差が出るのか？
運動してるかしてないか？
食事制限してるかしてないか？
確かに関与はしますがそれは補足的。
メインの理由は全く別のところにあります。

今日は年々の筋力減少により差がつく
下腹に関しての内容。
年々下腹が目立つようになる、
全く気にならない！
その違いと後者になるための方法です。



年々下腹が出る理由
無意識に起こる体の変化。
それが年々の筋肉量の減少。
この時に優先して減るのが
姿勢を伸ばすための筋肉。
重力に対抗する筋肉は
多くのカロリーを使うため、
骨格の発達が終えた25歳からは
生命保持の観点からも優先して減ります。


この姿勢を伸ばすための筋肉は大きく2つ
・背骨をまっすぐに保つ筋肉
・骨盤をまっすぐに保つ筋肉
本来年代により同様に減っていくこれらも
普段の姿勢により減り方に差が出ます。

筋肉は伸ばされた状態にあるほど減りやすい
これが意味するのは、
普段の猫背姿勢や椅子に浅く座るクセ。
これらを無意識にしているほど
姿勢を立てる筋肉の低下は早くなる。
これにより内臓位置が低下し、
ぽっこりした下腹が定着していきます。





筋肉量減少による基礎代謝の低下
30代ではポッコリ張った下腹が気になり、
40代になると、実質の脂肪がその上に乗る。
この姿勢の癖があるほどに
それは加速的に差になってしまう。


それは体脂肪の傾向である
関節の動きが少ない部位につきやすい
という働きがあるから。
猫背や骨盤後傾が進むほどに、
背骨ー股関節の柔軟性は低下していくため
下腹中心に脂肪がついていきます。

本来は全体的に増減するのが体脂肪の性質。
しかし、この傾向があるせいで
運動や食事制限をしても下腹だけが残る、
という状態になってしまう。
また、その状態になると調べてしまうのが
下腹痩せ方法。
しかし、経験がある通り変わらない。
それは単に下腹を鍛える！方法であり
根本の柔軟性を増やす方法ではないから。
そうして年々のやってるのに変わらない、
と悩みが深まってしまいます。





同世代でも「下腹に悩む、悩まない」の差
ポッコリ下腹の根本的な解消方法は？
そう。お気付きの通り、
・背中ー骨盤帯の筋肉量を増やす
・背骨ー股関節の柔軟性を増やす
この2つに帰結します。
これらにより
・内臓位置が高くなり、元の位置にリセット
・柔軟性の高い部位に脂肪は付きづらい状態
下腹に脂肪が増える理由がなくなります。


確かに下腹の筋トレ！
というのはやった感はある。
しかし、鍛えた部分の脂肪が減る！
ということはまず絶対にあり得ない。
筋トレは筋肉を増やすためのものであり
使った部分の脂肪を減らす方法ではないから

部分に体脂肪が増えるには理由があります。
99%良さそうな方法よりも
100%変わる方法を選ぶこと。
そのためにあなたがダイエット強者になり、
根本的な変え方の知識を
身に付けていきましょう。

「同世代で「下腹に悩む、悩まない」の差」

仰向けになり片方の膝を抱えます。
もう片方の膝は曲げた状態。


抱えた膝を固定して
もう片方の膝を胸に近づけます。
15回目安に行いましょう。
反対側も同様です。

○片膝を抱え、もう片方を胸に近づける
→片膝を抱えることで、
骨盤の動きが固定されます。
その状態でもう片方の足を持ち上げると
脚の付け根の筋肉が
ピンポイントで刺激されます。

脚の付け根の筋肉は
骨盤を立てるための最も重要な筋肉であり
同時に最も減りやすい姿勢筋。
また日常や運動等でも、
中々ピンポイントで使われない部位なため
筋肉量を増やすのが難しい。
この動きでまずは脚の付け根を刺激し
骨盤の傾きをフラットに戻します。


うつ伏せになり、片方の膝を曲げます。


曲げた側の太ももを浮かせ、
逆方向に体ごと捻っていきます。
大きく息を吐きながら、
1回1回動きが大きくなるように意識し
10往復目安に繰り返しましょう。

○うつ伏せで脚を逆方向に捻る
→左脚を動かしたときは、
左の股関節ー右の背中が刺激されます。
またその中間にある背骨の柔軟性も上がる。
猫背や骨盤後傾姿勢により
少なくなる柔軟性が一気に整います。

息をしっかり吐ききることで、
先に刺激した脚の付け根の筋肉も働き
姿勢の改善、筋力の増加が
効率的に進んでいきます。

一見、なんでこれで下腹痩せなのか？
と思うかもしれないけど、その差は歴然。
これが姿勢による下腹や体脂肪の性質です。
増える上に踊らされることなく
あなたの知識としてお試しください。


再三ですが、
二の腕なら二の腕！脚なら脚の筋トレ！
それで部分が痩せるなら
今悩んでいる人はいませんよね？
筋トレは筋肉を増やす＝太くするもの。
その部分の体脂肪とは関係しない。

部分に脂肪が付きやすくなるのは
必ず柔軟性と無意識の姿勢が原因になる。
一つずつ解消方法を学び、
どんな状態でも余裕のある状態になるように
体系立てた知識を身につけていきましょう。


下腹痩せを毎日調べて、
もうやってないことがないくらいやってる、
でも下腹の悩みは年々増えていく、、
そんなあなたはご参考にしてください。



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