姿勢症候群
みなさんは、いま正しい姿勢でディスプレーの前にお座りですか。
もしも、背中を丸めて首だけ起こしているような悪い姿勢で座っているようなら、将来もしかしたら「姿勢性症候群」と呼ばれる状態になるおそれがあります。
「姿勢性症候群」が増加中--「同じ姿勢」に医療関係者が警鐘
カイロプラクティックは姿勢を重視
最近思うのは、姿勢の悪い人が増えたということです。姿勢が悪いと、見た目はかっこ悪くなり、スポーツにも癖がでるなど、損することも。
健康をプロデュースするカイロプラクティックは、伝統的に姿勢をとても重視します。なぜなら、姿勢のわるさは体を支える背骨を正しく使っていない証拠だからです。
なんとなく疲れやすい、なにも凝るようなことをしていないのに、肩や腰が凝ったり痛むなどの症状は、もしかしたら姿勢のわるさと関係があるかもしれません。
また、まだ特別な症状がなくても、姿勢のわるさが続くと筋肉のつき方もかわってきて、体型そのものにも悪影響がでてしまいます。
姿勢チェック
もし気になるようでしたら、次のテストをしてみましょう。
1.鏡の前に立ち、左右の肩の高さに違いがないか。
2.顔の鼻筋と顎の先端が一直線上にあるか。
3.床で仰向けに寝たときに、足のつま先が左右均等に開いているか。
4.足を投げ出して座ったときに、左右の足の長さがそろっているか。
5.あぐらをかいてみて、膝の開きにくい側があるか。
いかがでしたか。もしいくつか左右差があるときは、体の軸がバランスを失った不良姿勢になっています。いつも片足に体重をかけた立ち方をしていたり、バックを持つ手が決まっていたりする覚えはありませんか。
猫背や下腹がぽっこりでてしまうようなら、姿勢を維持する筋肉と体を動かす筋肉のバランスが崩れている可能性があります。
こうした人たちに、次のようなテストをするとあまりうまくできません。
「自分ででも気づかない姿勢の歪みをテスト」
このテストがうまくいかない人は、スポーツなどのパフォーマンスが低下しているはず。
なにも症状がなくても、姿勢の悪さは知らないうちに体の健康度を悪くしているのです。
姿勢が悪いと症状が再発することも
カイロプラクティックには、姿勢を改善するための理論や方法がそろっています。
姿勢改善の本来の目的は、痛みや障害の再発を予防することにあります。いくら治療して痛みを軽くしても、姿勢が悪いとすぐにまた痛みが戻ってしまうことがあります。
脊柱の健康度は姿勢にあらわれる、といっても過言ではないと考えています。
吉川祐介
Wecareカイロプラクティック&ナチュラルケア