『毒になる親』の続編『毒親の棄て方』 - 性格・コミュニケーションの不安 - 専門家プロファイル

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閲覧数順 2024年04月24日更新

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『毒になる親』の続編『毒親の棄て方』

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アダルトチルドレン関連の本として、1999年に出版された『毒になる親 一生苦しむ子供』スーザン・フォワード著 毎日新聞社(通称『毒親』)は、当時かなり話題になりました。私が読んだのは文庫化されてからですが、この本の登場によって、アダルトチルドレン(AC)という言葉が広く知られるようになった気がします。

 

ただ、タイトルのどぎつさから、「うちはそこまでひどくない」とかえって反発もしくは敬遠する人が多かったのも事実です。

 

実際にご相談を受けていても、肉体的な暴力がないか少なく、経済的に問題がなかった方には自覚がないことも少なくありません。

 

アダルトチルドレンの今の定義は、「機能不全の家庭に育ち、生きづらさを感じている人」。

 

機能不全とは、子どもが親から無条件の愛情を感じられなかったということで、実際に恵まれていたとか、よくしてもらったとかはまったく関係ありません。子供時代、親の顔色を気にせず、のびのび自由に過ごせたかどうかが大事なのです。

 

2015年に、『毒親』の著者が続編にあたる、『毒親の棄て方』新潮社 という本を出版しました。こちらもタイトルは過激ですが、内容はとても現実的で、いくつもの実例をもとに、アダルトチルドレンがどう親と関わっていけばいいかが具体的に書かれています。親との関係で苦しんでいる方にはとても参考になると思います。

 

親とうまくいっていないことはなかなか他人には話しにくく、他人とわかちあうのは難しいことです。また、親とうまくいかない自分を責めてしまいがちにもなります。そんなとき、実例が多い本にはとても勇気づけられると思います。

 

ただ、実際に自分を変えていくには本を読むだけでなく、自分自身に向き合い、問題に取りくんでいく必要があります。今は本やネットにそうした情報もたくさんあるので、かつての私のようにひとりで取りくむこともできます。

 

ひとりでもできるけれど、ひとりでは途中でくじけやすく時間もかかります。今までもそうした方が何人もいらっしゃいました。

 

半年~1年の短期集中で自分を変えたい方には、アダルトチルドレンからの回復カウンセリングをお勧めします。ぜひご検討ください。

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