『親切は脳に効く』

きょうは、女性のためのハッピーセミナー【不安と焦りの対処法】でした。ご参加いただいた方、ありがとうござました。少人数ならではの濃密な時間となりましたね。お疲れさまでした

（次回は来年の予定です）

セミナーでもお伝えしたのですが、不安なときは自信がなくなっていて、「できてない」「もってない」ことに意識が向いてしまいがちです。もともと自信がなくて不安が強い人も同じです。

こういうときに考えている自信とは、成果や結果に対するものであることが多いものですが、これをDoの自信と言います。結果が出れば達成感を得られますが、「もっともっと」になりやすく気が休まらないことが多いでしょう。

一方、本当の自信というのは、Beの自信と言われるもので、ありたい自分でいられているかどうかが大事なので、特に何か成果を出す必要はありません。

たとえば、「自分に正直でありたい」「あたりまえのことを大切にしたい」のようなことです。そのひとつに「人に親切でありたい」というのがありますが、今回ご紹介する本には、帯に「読むと、猛烈に親切がしたくなる！」と書かれています。

「親切は人を幸せにし、心臓によく、老化を遅らせる。親切は人間関係を改善する。そしてどんどん拡散する。」（本文引用）

もちろん、Beの自信というのは、人として自分がありたい姿に近づこうとするものなので、書かれている効果を得るために無理に取りくむものではありません。あくまでも、これらは結果としてついてくるもの。それでも、こんなにおまけがあるなら、やる気も上がりますよね。

というわけで、本当の自信をつけたい方、人に親切にすると一石何鳥にもなるので、試してみてはいかがですか。何よりいいことをすると自分が満たされてほっこりしますよ。