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閲覧数順 2024年04月26日更新

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プライベートに生産性はいらない

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ご相談をお受けしていると、仕事だけでなく、プライベートでも効率や生産性にとらわれている人が多いと感じます。

 

たとえば、休みの日に「何もしなかった」、「こんなことしても何の役にも立たない」と自分を責めたりおとしめたり。

 

仕事には報酬の代わりに義務があり、効率や生産性を意識する必要があるけれど、プライベートには原則義務はないと私は思います。(子育て中の人などは例外)

 

それなのに、なぜか「あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ」「あれもできなかった、これもできなかった」などと自分に義務を課し、好きなことをやっていても、「こんなことしても意味がない」と罪悪感にかられてしまう人が少なくないのです。

 

たとえば、家事がちゃんとできていないと自分を責める人も多いのですが、日本には「大和撫子」という言葉に代表されるように、「家事を完璧にこなし、他人(家族)のために尽くすことが女性のたしなみ」のような古い考えがまだまだ残っているような気がします。

 

こうした女性蔑視の考え方は時代錯誤もいいところ。さっさと手放してしまいましょう。今や女性も働いて自活できる時代です。やっと、遠慮しないで堂々と自分の人生を自由に生きられる時代なったのです。女性が何もかも背負う必要はないんです。

 

プライベートの時間は、自分の好きに過ごしましょう。

 

仕事で疲れた心身のバランスをとる意味でも、義務から解き放たれてリフレッシュするのはとても大切で必要なことです。プライベートまで誰かの目を気にすることはありません。

 

多少家事をさぼったって、誰に迷惑をかけるわけでもなし、同居人がうるさいなら、「気になるならあなたがやれば?」と言ってやりましょう。家事は女性の義務ではありません。いつ誰がやったっていいことです。

 

また、趣味は自分が楽しめればそれで充分。人に語れることや誰かの役に立つことはどうでもいいことです。もちろん、語りたければ語ればいいし、人の役に立つことが好きならすればいいですが、人に語れないことや役に立たないことには価値がないと卑下するのは本末転倒です。

 

自由時間なのですから、どう過ごそうとそれぞれの自由。誰に何か言われる筋合いのものではありません。

 

もし身近に何か言う人がいるとしたら、大きなお世話。はっきりいって過干渉、モラハラ、コントロール、支配のレベルなので、できれば距離をおくか、場合によっては逃げてもいいと思います。(このあたりのことは今まで自覚がなかった人も多いと思います。ひとりで対処するのが難しい方はぜひカウンセリングをご利用ください)

 

とにかく、プライベートは自分が快適でいられることが最優先、嫌なことはできるだけやらなくてすむように工夫して、のびのびと普段のストレスから自分を解放してあげましょう。

 

罪悪感は一切不要。自由時間を自由に過ごすのは権利ですから、堂々と。

 

とはいえ、いくら自由だといっても、公共の場所で社会のルールやマナーを守る義務はどうぞお忘れなく。

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