- 納谷 学
- 納谷建築設計事務所 主宰
- 神奈川県
- 建築家
-
044-411-7934
対象:新築工事・施工
何が本当?
そう、「富津の住宅」の梁は、100ピッチで入っています。
写真で見える格子状の天井は、すべて構造の梁なんです。
こうやってたくさんの梁を使うことによって、一本一本の梁に架かる荷重を分散させ、小さな断面の梁背で耐えられるようにしています。
この格子状の梁が、そのまま天井の仕上げとなります。
そして、もう一つ。2枚目の写真を見てください。
これは階段室ですが、柱が通常の住宅で使う柱に比べて扁平してるのが分かると思います。
この住宅は、2×4の流通建材を使って信じられない薄さで支えられています。
もちろん構造計算に裏付けられているからこそ出来るんです。
決して特別な材料を使わなくても、着眼点を変えた発想が新しい建築を生む可能性を感じます。
このコラムの執筆専門家
- 納谷 学
- (神奈川県 / 建築家)
- 納谷建築設計事務所 主宰
家は住む人のもの。芸術でも、敷居の高いものでもありません
日本の街並み、住環境を豊かな空間に変えたい。建築が出しゃばることなく住む人のための住宅を提案したい。皆さんの家への願いを最短かつ最適に適えたい。だから僕らに遠慮なく何でも話してください。住宅はあなたのものなのですから。※僕が納谷兄弟の兄です
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