情報の増加と差の増加

　 こんばんわ

　ここ数年、「情報量」の増加が加速度的に起こってきており、1日に生み出される情報量が「エクサバイト」を超えて「ゼタバイト」になったとか、過去の人類が数千年かけて生み出した情報量よりも、現代の1日の情報量の方が多いとか少ないとか

　まあ、情報量がめちゃめちゃ増えていることは確かな訳ですが、こうした時代になると運動指導だけに限らず、日々の生活においても「情報の量×質の精度」を如何に高めていくかが重要だなと、改めて感じています

　小さな例で言うと、お恥ずかしい限りではございますが、弊社のスタッフがLCCに乗るのに、荷物の制限量を理解しておらずに、往復で11,000円を加算されてみたり、海外へ行く際の保険を「事前に加入せい」と伝えておいたのに、当日空港で加入をしたら、ネットよりも4,000円くらい多くかかったり

　逆に、情報感度やお金に関するリテラシーが高い方々は、色々な意味で積極的に投資を行い、着実に資産を増やしていっているんですよね

　1回単位で見ればそこまで大きな数字や差ではないかもしれませんが、これが数十年単位になってくると、何百万、何千万円単位の差が出てくるんだろうな～と思いますし、50歳くらいでなくなっていた戦国時代とは異なり、長寿化が加速している現代においては、その差というのも更に拡大していくんですよね

　また、情報だけではなく様々なものが多様化し、選択肢が増加する現代においては、「お金」を持っている人は選択肢が多く、お金を持っていない人は、選択肢が少ない訳です。これからの時代は、それが現代の「お金」なのか、「仮想通過」なのか、「価値」なのか、「信頼」なのか、何かは分かりませんが......

　そして、言葉が適切かは分かりませんが、いわゆる「情報弱者」になることで、お金を得る機会は減り、お金を失う機会が増えていく。それによって選択肢の幅も更に狭まっていく為、益々差が拡大をしていく。よく言われることではあるけれど、ここ数か月でその事を強く感じます

　自社の社員を「情報弱者」にしない様に、やはり専門技術や知識だけではなく、もっと土台となるマインドや基礎学力などはもちろんのこと、思考力や各種リテラシーなどを、高める機会を提供し続けることが大切ですね

としお