- 平 仁
- ABC税理士法人 税理士
- 東京都
- 税理士
対象:会計・経理
先々週に地元葛飾支部でやりました研修と同じテーマですが、
しゃべっていることについては、時間配分のこともあって、
若干違いますが・・・
テーマは「税理士補佐人の経験から」
税理士が補佐人として法廷に立つ場合の役割について、
自分が体験したことをベースに話してきました。
準備書面の段階から弁護士に対して我々の方から
訴状の原案を作っていくべきだということを協調したいところです。
残念ながら、税法に強い弁護士が非常に少ないだけに、
我々税理士がどこまで頑張れるかが、キーになってくるんですね。
幸いにして私の場合には、
税額3億円超の軽油引取税の不当課税事件について、
東京高裁平成20年7月10日判決において逆転勝訴させて頂きましたが、
法律解釈ではなく、事実認定を争っている事件なので、
私が関わっていない地裁でなぜ勝てなかったのか、
疑問が残るところではありますが。
ところで、足立税理士会館には、6年ぶりくらいですかね、
久しぶりに行きました。
亡き父が平成4年5月から平成11年11月まで足立支部に所属しており、
また、父の死後お世話になった事務所の方が独立したときに、
足立で独立し、私も一緒についていったので、
平成12年8月から平成15年1月まで、足立にいたんですよね。
私自身は葛飾で登録しましたが、実務修行のほとんどの時期を
足立で過ごしたわけです。
また、その当時の支部長が、受験仲間のお父様だったこともあって、
公私ともに、非常にお世話になりました。
そういう意味では、愛着のある足立での研修講師は感慨深いものでした。
亡き父も喜んでいるのではないかな、と思います。
補佐人を経験している税理士はまだまだ少ない中、
勝訴経験のある税理士はさらに少ないので、
私の経験が少しでも業界のお役に立てれば嬉しいですね。
これからも積極的に講師をさせて頂きたいと思っています。