幸せへの鍵は素直になること(3)~感情のコントロールはいつでも学び直せる~ - 性格・コミュニケーションの不安 - 専門家プロファイル

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閲覧数順 2024年06月22日更新

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幸せへの鍵は素直になること(3)~感情のコントロールはいつでも学び直せる~

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  1. 心と体・医療健康
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前回は、受けとめ方について書いたけど、今回は感情について書こうと思います。

 

素直になるには、感情のコントロールが必要不可欠です。

 

でも、感情のコントロールに関しては本当に誤解が多い。特に多いのがこの2つ。

 

 ・ この性格はうまれつきだから何をやっても変わらない

 ・ 感情をコントロールする=感情をおさえること

 

まず、性格が変わらないという思いこみは、半分合っているけど、半分間違い。遺伝的な要素はもちろんあるけれど、私たちの価値観のほとんどは後天的に身につけたもの。

 

だって、生まれたての赤ちゃんは何の色にも染まっていないでしょ。人目や他人への迷惑を気にしてたら赤ちゃんは生きていけません。私たちは、だんだんとまわりの影響を受けて今の自分になったのです。

 

学習したものであれば、学習し直せる。身についたくせを修正するのは大変だけど、練習をくり返せば必ずできます。だから、「うまれつきだから」は、やりたくないことを正当化している言い訳です。

 

次に、感情のコントロールとは、感情を抑圧することではありません。特に、ネガティブな感情を力づくでおさえこもうとする誤解が多いのだけど、無理におさえても一度うまれた感情が消えることはなく、心の奥底でくすぶり続け、許容量を超えると一気に爆発してしまいます。これがいわゆる「キレ」た状態。せっかくがまんしてたのに実にもったいないことです。

 

じゃあどうしたらいいかというと、どんな感情もしっかり感じ、そのうえで状況に応じて適切にアウトプットできるよう、常に自分が今どんなかんじで何を望んでいるか自問自答する習慣を身につけること。

 

大事なのは、他人の顔色ではなく、自分が今どういう状態なのかを把握することです。他人のことばかり気にしている人は、自分のことが後回しになって、自分の状態がまったくわかってないことが少なくありません。

 

特に、何かイヤなかんじがしたときに、自動的にがまんする傾向がある人は要注意。自分で納得してがまんするのと自動的にがまんするのとでは、その後のストレスケアやひきずり方がまったく違ってきます。

 

がまんを選んだ場合は、別の方法でストレス解消(アウトプット)しないとストレスが溜まって苦しくなるのですが、がまんを自覚していないとこうした自分ケアにつながりにくい。これでは感情のコントロールになりません。(続く)

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