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やっぱり愚かな(そして退屈な)日本の英語教育

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外国から見た日本

「愚かな日本の英語教育」コラムを書いたあと、カナダからオンラインで指導している中・高校生に聞き取り調査してみました。


もし、学校の英語教育が変わって来ているなら、頑張っている先生たちの名誉のためにそれも書かなくてはと。


あ〜〜〜〜〜。

予想をはるかに上回る、呆れた英語授業の様子に、再び絶句した次第です。


英語授業 Case Study - 1


高校生の口からまず出てくることばは「長文読解」

そして「英語の問題を解く」という概念。

これは一体いつになったらなくなるのかと、ため息ひとしきり。


長文読解集を開いて、予習して来た単語を順番に言って、一文づつ訳して、それぞれ問題を解いて、あとで先生が答え合わせして、黒板(!まだ黒板?)に書かれた注意点を写して。。。最後に先生のあとについて読む。。。。


ちょっと待った!

先生て日本人の先生?

せっかくALTに高い給料払ってるんだから、せめて発音は Native Speaker に任せたらいいのに。

微妙な母音、イントネーション、単語のつながり、すべてに意味がある英語なのに、生徒たちが日本式似非英語を真似して唱和。


いつの時代や〜〜と。

またしても絶句。


英語授業 Case Study - 2


高校生の授業。

毎回新単語を覚えて来るのが宿題でそのテスト。

そのあと文法の説明プリントが配られて先生が読む。


は?読む? 生徒はプリント読めますよね。

そんな時間の無駄遣いより、なぜそのような文法が存在し、どんな深い意味を持つのか、実際の場面でどう使われているのかなどの実例を紹介したり。。。しないそうです。


そのあと、またあの恐ろしい、先生のあとについて音読だそうです。

あらら。。


英語授業 Case Study - 3


高校生の授業。

英語の5文型(SV, SVC, SVO, SVOO, SVOC)を覚えて(?覚える?)配られたプリントの文が何文型か番号で答えるテストが毎時間ある。


頭がこんがらかって来ました。

番号で答える?

そう、第一文型がSVで、第二文型が。。。。


これってすでに化石になった授業かと思いきや、まだ実在するとは驚きです。

博物館ものですね。


先生もしかして爺ちゃん?!と聞いたら「そうです」って。


英語の文型は確かに便利な道具です。

その通り並べたらまずは英語の文が完成しますから。

そのスキルを教えなくっちゃ!

番号覚えさせてどうする〜〜〜〜!


英語授業 Case Study - 4


中学生の授業。

みんながみんな口を揃えて「毎時間やることが決まってます。」

たいくつぅ〜〜〜と。


教科書を開いて、そこの英文を写して、先生が訳した日本語を写して、新しい単語を写して、問題を解いて。

ん?


もしかして先生のあとについて読むの?とこわごわ聞いたら「いえ」って。

よかったぁ。


でも毎時間これなんで面白くないです!ときっぱり。


英語授業 Case Study - 5


中学生の授業。

新しい文法のプリントが配られて(その日は過去進行形)先生が作り方を説明して、プリントに重要点を書き込んで、そのあとひたすら過去進行形を作る練習。


ほぉ。

過去進行形は(他の文法もそうですが)どんな状況で使うのかのタイムラインが非常に大切なんだけどな〜、説明はないみたい。。


どんな文を作ったの?

I was playing basketball.


?!?!?!?! それで終わり❓

いつのことか、その時の状況はどうなのかはなし?

ないです。。


そ〜んなことしてるから、日本の生徒は英語の大切なタイムラインを理解してないまま暗記英語だけに何年も費やすのかぁ。

ひどいな、これは。


笑ってしまった英語授業 Case Study - 1


高校生の授業。

予習して来た新しい単語の意味を生徒が順番に発表。

眠りに落ちそうなペースですね。


でも、次が傑作です。

生徒がペアを組んで単語の問題を出し合い。

「宇宙は?」「ユニバース!」「ユニバースは?」「宇宙!」てか?

高校生の授業ですよね、確か。


時間と頭脳の完全な無駄遣い。


笑ってしまった英語授業 Case Study - 2


中学生の授業。

他の生徒が問題をやっている間に、ひとりづつALT(外国人指導助手)と会話をします、と。


お?

ちょっといいかも。

どんな話しするの?

ALTが2〜3質問してそれに答えるだけ。


例えば?

What will you do tomorrow? とか。

なんて答えたの?

I will play basketball.

(“play basketball” 多いですね〜。テストや問題集には必ず出てくる組合せみたいです。)


そのあとALTは、それについて色々話を進めてくれる?

例えば、Oh, cool. Where will you play? Are you good? とか。


いいえ、何も言わずに次の質問をします。


何やっとんねん!

と叫び出しそうになったあと、苦笑しました。

日本の生徒が授業中に居眠りするのはこのせいですね。



「やっぱり愚かだった日本の英語教育の現場」レポートでした。


やれやれ。


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