東北支援活動2017③陸前高田の朝。

こんばんは。姿勢と動きの専門家、田中宏明です。
東北支援活動レポートも3回目となりました。いつもお読み頂いて、ありがとうございます。
また、ブログを読まれた方から、「私たちの出来ないことをありがとうございます」と、有難い言葉を頂戴しました。
そのような言葉を発する方こそ、僕は、尊敬の想いが生まれます。
もちろん、実際に行動を起こすのは、簡単なことではありません。
宿泊費、交通費をかけ、仕事を3日間お休みします。

だから準備をします。行ける準備を。
それは、日常のセッションで頂く対価だったり、養成コースやセミナーで頂く対価だったり、いままで皆様から頂いたものがあるから、今回、こうして足を運ぶことが出来ました。
だから、自分に関わる方々を代表し行ってきますという心境でした。
行く前は、5年ぶりだし、自分は行かなくても良いのでは？とか、現地の先生や関係者の皆様に、会場の手配や告知、集客など…ご迷惑をお掛けしてしまうのではないか？行った自分に満足したり、酔いしれたいだけなのではないか？
色々な想いが生まれました。
いまは、行かせて貰えて本当に有難いの一言。これに尽きます。
ということで、2日目のレポートです。
朝は仮設や公営？市営住宅をまわりました。

みんなでラジオ体操♪そして、音に合わせてのリズム体操♪
やってしまいました…！

田中、やってしまいました！(◎_◎;)

5年ぶりにエアロビクスを❗️



陸前高田では、至る所で土が盛られ、盛った土の上に、道路を含め街が作られていく様子でした。

今回のメンバーと現地で色々な手配をして下さった藤野先生。

コミニュティセンターや、集会室に集まって頂いて
ここでもラジオ体操やストレッチや簡単な筋力トレーニング
樋口先生のシナプソロジーは大盛り上がり♪
田中が演歌調の歌に合わせたとか合わせてないとか…
対応力、磨かれました。

壁を使って出来るストレッチを指導中
運動指導者として、何を知ってるいるか？ではなく何が出来るか？が試される場です。
そして、運動指導者としてどう在るべきかを考えさせられる場です。

上の写真手前のおばあちゃん、なんと80代。
とてもキレイなランジポジション！下半身の安定感は抜群でした。
ここの団地？は、こうして定期的に集まり、顔を合わせ、皆さんで運動されているそうです。
仮設住宅が減り、公営や市営住宅が増え、孤独死される方も増えているそうです。
周りとの関わりが減ってしまうのですね。
仮設から出たくないと思う方も多く、皆さんが幸せになる難しさを感じました。

田中の身長1.82mこの建物、17m
津波の高さだそうです。
この高さの壁が押し寄せてくるなんて…全く想像が出来ません。。
でも、実際にあったこと。一瞬で、色々な当たり前が奪われた日。
改めて足を運ぶことで、5年前にも感じ、書き綴った想いがふつふつと蘇ってきました。
続く。