昨日から今日にかけて
泊まりで神奈川県の某スポーツジムへ。
「ダイエットプログラム」
の年齢別にマニュアルの作成依頼。
ジムは10箇所あれば
10通りの味があるだけに
基礎の体脂肪の減らし方の
理論、エクササイズをご提供させて
いただきました。
同じ業界で共に頑張る同業者さまにも
お役に立てて光栄です。
コンビニや美容室、歯医者と共に
数年で格段に増えるのがダイエットジム。
運動内容に個性があり
ガッチリ筋トレ、ランニング、ヨガ
また
トランポリン、サーフィン系、ボクササイズ
等、飽きない仕組み、高カロリー消費を狙う
ことがうまく作られています。
いわゆる他のと差別化です。
もちろん!どこもあなたをキレイにしたい!
と信念があるから運営しているのであり、
全てが良いものと言っても
過言ではありません。
しかし、ここにダイエットにおける
大きな共通のデメリットがあります。。
それは「慢性的に貧血を招く状態になる」
ということ。
体脂肪が減る段階は2つ。
○運動刺激のホルモンによる分解。
○運動、食事の摂取消費による消費。
必ずこの2つを基本としています。
そして、この2つの働きには
一定の酸素が血中に含まれることが
条件となります。
しかしながら、
〇運動強度が高かったり、
〇量が多かったりすると
ゼーゼーハーハーと酸欠状態になります。
運動だから当たり前のようですが、
○運動能力を上げたい!
○持久力を高めたい!
○強くなりたい!
等の目標では必ず必要なゼーゼーハーハー。
相当なストイックをキープできるから
体型を作り保っていけます。
ダイエットの場合はデメリットです。
酸欠になる=血中の鉄分が不足する
→血中のヘモグロビンが鉄と酸素を結合させ
酸素を体全体に運びます。
血流の酸素量は=体温(基礎代謝)となり
運動中は身体が熱く、汗もかきます。
運動が激しいほど、どんどん鉄を消費し
カロリー消費はするけど、
その後の日常は鉄が慢性して低下します。
○朝が苦手、午前が苦手
○貧血気味
○手足が冷える
○血色が悪い
○みんなが暑がる中、寒いことがある
運動をしていて、これらが起こる場合
確実に体は鉄不足の酸欠状態です。
言い換えると、24時間のうち
運動時の1時間程度は消費カロリーは高い!
しかし、残りの23時間は
身体が省エネ体質になっている。
ということ。
忙しいときも、風邪気味のときも
無理くり時間を捻出し運動し続けなければ
もう体型は保てない状態です。
実際にどの程度が強度が高い、量が多いの
定期になるかというと
○足音がする運動(家でできない運動)
→足裏やジャンプ系の運動は血管を圧迫し
鉄分をドンドン壊してしまいます。
○30分を超える運動
→心拍数が上がり酸素交換の量が増えると
それだけ酸素消費が増え
=鉄分消費が増えていしまいます。
これらは血中のヘモグロビン量を低下させ
日常生活の省エネ化を引き起こします。
また歯がゆいことに、
ジムに行くと超えないことが
ほぼ不可能となる強度範囲になります。
言い換えると、
食べても太らない体質を作るはずが、
24時間中の23時間が省エネになり
自ら食べると太る体型に変えている。。
逆にアスリートなら、それを数倍の時間
毎日のように何年も繰り返すため、
常に運動の消費を賄うために
たくさん食べなければならない。
このコラムの執筆専門家
- 佐久間 健一
- (東京都 / ボディメイクトレーナー)
- ボディメイクスタジオCharmBody 代表
モデルボディメイク
2016ミスユニバースジャパン日本代表公式コーチ2016ミスユニバースジャパン日本大会BC講師。元ミスワールド日本代表ボディメイクトレーナー2016ミスインターナショナル世界大会公式パートナー
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