トレーナー業界の最近のサービスについて考える!? - 各種のヨガ・ピラティスレッスン - 専門家プロファイル

Style Reformer 小林俊夫
Style Reformer 『猫背改善専門スタジオ「きゃっとばっく」』代表
東京都
ピラティスインストラクター

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対象:ヨガ・ピラティス

福島 多香恵
福島 多香恵
(ピラティスインストラクター 社会福祉士)
Style Reformer 小林俊夫
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(ピラティスインストラクター)
福島 多香恵
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閲覧数順 2024年04月24日更新

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トレーナー業界の最近のサービスについて考える!?

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 こんばんわ

 

アウトプットの続きについて

 

書かせて頂こうと思ったら

 

「Skypeなどのサービスを使ったパーソナルトレーニングについてどう思いますか?」

 

という質問を頂いたので

 

個人的な考えを書かせて頂きますね

 

 

  結論から言うと

 

「あって悪いものではないけれど、トレーナー側も、クライアント側もそこまで大きなメリットは無いので、選ぶ人がほとんどいないのでは」

 

と考えています

 

 

 例えば

 

人がサービスを購入する場合

 

「お客様が得る価値」 > 「支払うコスト」

 

といった関係が前提になり

 

そのギャップをどれだけ大きく出来るか?が

 

重要になると思います

 

 

 

 そして

 

「お客様が得る価値」ということを考えると

 

実際に対面で行うパーソナルセッションと

 

Skypeなどを活用したパーソナルセッション

 

どちらが得る価値が高いでしょうか?

 

 

 「価値」を以下の2つに分類して考えてみます

 

①「機能的価値」

②「情緒的価値」

 

 

 「機能的価値」といった面から見れば

 

言わずもがな、対面の方が圧勝ですよね

 

 

 直接お逢いしてセッションを行った方が

 

お客様の動機付けも、細かな評価や修正も

 

全てにおいて行いやすいと思いますし

 

そもそも手技やペアストレッチなど

 

画面越しでは行なえないものも多くあります

 

 

 

 では「情緒的価値」はどうでしょうか?

 

例えば、一昔前の「スタバ片手にMacで仕事してる私って、なんだかイケてる」

 

みたいな感じだったり?(笑)

 

「表参道のカリスマ美容師に切って貰ってる私ってイケてるでしょ」みたいに

 

「Skype越しにパーソナルトレーニングを受けてる私ってイケてる」

 

と思う方はほとんどいないのでは?

 

 

※若かりし頃のもじゃ夫君は、新幹線や飛行機で出張に行っていると「なんだか俺ってイケテル気がする」と思ってました(笑)

 

 

 そう考えると

 

Skype越しに受けるセッションの方が

 

「提供価値」が高いとは考えられにくいですよね

 

 

 それでは

 

お客様が「支払うコスト」という面ではどうでしょう?

 

 

 「コスト」は大きく

 

以下の3つに分類して考えてみます

 

①金額

②時間

③手間

 

 

 まず①の金額から考えてみると

 

パーソナルトレーニングが「時間売り」である以上

 

対面だろうと、Skypeを用いていようと

 

60分のセッションは60分の時間がかかるので

 

料金を下げるトレーナーはほとんどおらず

 

おそらくお客様が支払う金額は変わりません

 

 

 それでは、②の「時間」はどうでしょうか?

 

これは、お客様がフィットネスクラブや

 

パーソナルスタジオ&マイクロジムに受けに行く時間が

 

必要無くなりますので、「時間」というコストは

 

削減出来そうですよね!

 

 

 ただ、出張パーソナルを選択した場合は

 

時間的なコストは変わらなくなります

 

(この際は出張のパーソナルとSkype越しのパーソナルで、おそらく料金が出張パーソナルに比べれば少し安くなると思いますが)

 

 

 最後に③の「手間」を考えると

 

こちらも、わざわざスタジオなどに受けに行く場合

 

外出の為の洋服を選んだり、女性の方はお化粧したり

 

などの手間は減ると考えられるかなと思いますが

 

出張パーソナルとは、そこまでの大差が無いと考えられます

 

 

 一旦ここまでをまとめると以下の様な感じでしょうか?

 

「提供価値の高さ」

 

スタジオ&ジムやフィットネスクラブなどでのパーソナル > 出張パーソナルトレーニング > Skypeによるパーソナルトレーニング

 

※出張パーソナルとSkypeによるパーソナルの提供価値の差はかなり大きい!!

 

「料金の高さ」

 

出張パーソナルトレーニング > スタジオ&ジムやフィットネスクラブでのパーソナル ≒ Skypeによるパーソナルトレーニング

 

「お客様の手間&時間のかかり具合」

 

スタジオ&ジムやフィットネスクラブでのパーソナル > Skypeによるパーソナルトレーニング ≒ 出張パーソナルトレーニング

 

※スタジオやジムに行くには、移動時間や着替え&お化粧などの準備時間、荷物を持っていく手間などがかかる

 

 

 上記の様に考えていくと

 

わざわざSkypeによるトレーニングを選択する方は

 

「「提供価値」は大きくダウンしても良いから

 

スタジオなどに行くための「時間」や「手間」を減らしたい人」であり

 

 

 なおかつ

 

「「出張パーソナル」などの様に家に人をあげるのは嫌or難しいという方」

 

に限定される様な気がしますが、そんな人ってどれくらいいますかね?

 

※他にも私が気が付かないメリットなどがあるかもしれませんが、現在私が思い浮かぶのは上記の様な感じです

 

 

 単純にお金はあるけれど

 

色々な事情で家を離れられないとか

 

多忙を極め、スタジオやジムまで行く時間がとれない

 

という人は多くいると思いますが

 

 

 そういった人は先述の様に

 

「出張パーソナル」を選択した方が

 

「得られる価値」は圧倒的に高いですよね

 

 

 そして、その様な対象の方は、都内であれば

 

タワーマンションとかに住んでいたりする場合も多く

 

タワーマンションなら、部屋に上げたくないけれど

 

専用のジムや多目的ルームみたいなものが

 

マンション内にあるからそこで行うとか

 

 

 一軒家に住んでいる場合でも

 

そういった方はリビングとは別に応接室なんかがある

 

お家に住んでいたりするので

 

そこで出張パーソナルなどを受ける場合が

 

多い様に感じます

 

 

 そうすると

 

「出張パーソナル」の方が

 

わざわざSkype越しにセッションを受けるよりも

 

お客様側のメリットは大きいですし

 

 

トレーナー側も対面のセッションの方が

 

自分の能力をフルに発揮して

 

お客様に貢献が出来るので

 

嬉しいと思うんですよね

 

 

 こういった新たなサービスを展開する場合

 

新しく生まれたテクノロジーを駆使する事によって

 

従来のサービスよりも「価格が大きく下げられる」とか

 

「価値が大幅に増加する」とか

 

「かかる時間や手間が大幅にカットできる」というのであれば

 

魅力を感じる方も多いと思いますが

 

 

トレーナー側のビジネスモデルから考えて

 

通常のパーソナルセッションよりも

 

金額を大幅に下げることは難しいと思いますので

 

価値だけ大きく下がって

 

お客様の支払うコストがそこまで変わらないのであれば

 

Skypeを活用したパーソナルトレーニングというサービスが

 

悪い訳では無いけれど、選ぶ方は少ないのではないでしょうか?

 

というのが私の考えです

 

 

としお

 

 

4月、5月のメンターシップを含めた開催セミナーが新たに決定致しましたので、ご案内させて頂きます。

 

NEW!!

≪姿勢の評価及び姿勢改善アプローチの再考~Bodyworkを活用した効果的な姿勢改善アプローチ~≫

 

日時:4月30日(日)10:00~17:00

 

会場:東京学院ビル(JR水道橋駅 徒歩1分)
   http://www.kaigishitsu.co.jp/company/access.html

 

料金:18,900円(税込)

 

お申込み:https://pro.form-mailer.jp/fms/a0ef41c6118954

 

内容:一般的に「姿勢の評価」と言うと、「上位交差症候群」や「下位交差症候群」、「スウェイバック姿勢」や「フラットバック姿勢」などの様に「形態的な分類」を行い、各姿勢毎に大胸筋が短縮して菱形筋が弱化、股関節屈筋と背部筋が短縮し、腹筋群と股関節伸展筋群が伸張しているなど、「筋の長さ」や「張力」に注目をし、アプローチをすることがほとんどではないでしょうか?

 しかし、「姿勢の評価」を行う際には「形態的」な評価だけではなく、「力学的な観点」からの評価も重要です。

 そして、短縮している筋はストレッチをして、伸張している筋はエクササイズで収縮させるなどの方法で改善を行うことが多いと思いますが、それだけではなかなか姿勢が改善しないクライアントも多いのではないでしょうか?

 ピラティスなどをはじめとするBodyworkは、筋の長さや張力の改善だけではなく、より姿勢を改善する上で根本となる「感覚システム」などへのアプローチに効果的な点が上げられます。

 今回は、上記の様に「姿勢の評価&改善」という点について再考し、パーソナルレッスンやグループレッスンなどにおいて、ピラティスなどをはじめとするBodyworkをより効果的に活用する方法や現場でよく見られるけれど改善するのが難しい「猫背(シンネコゼ)」の改善に関する考え方についても学び、実際に身体を動かしていく6時間です。

 

 

NEW!! 東京第2期 開催決定!!

 

imok's Mentorship ~Bodywork for Movement Development】 

概要:「Bodywork for Movement Development」とは、姿勢改善、機能改善、パフォーマンスアップに特化をした、動きを育てる為のボディワーク。エクササイズの為のエクササイズではなく、カウンセリングと評価に基づき、現在の状態から、クライアントの動因(目的や欲求)を安全に、効果的かつ効率的にサポートする為の方法を学んでいきます。

 

 また、学んだボディワークを「浪費」や「消費」として終わらせるのではなく、費用対効果の高い「投資」に変えて頂ける様、学んだことを生かして独立をしたり、スタジオを構えて経営が出来る様に、ボディワーカーやトレーナー、セラピストとして活躍をする上で必須のビジネス力を向上させる為のレクチャーおよびサポートも行わせて頂きます。

 

 68名の少人数制の為、質問がしやすいだけでなく、実技練習の際に講師が細かくサポートを行わせて頂く為、ご自身が効果を体感して頂けます。また、受講生だけのフェイスブックグループを作成し、講習日以外も気軽に質問をしたり、学びのシェアが行えます。

 

 開催日時2017年5月27日(土)、28日(日)、6月24日(土)、25日(日)09:0018:00(休憩1時間含む) 計32時間

 

カリキュラム8時間×4日間 合計32時間 09:0018:00(休憩1時間含む) 講習対象者:パーソナルトレーナー、アスレティックトレーナー、ストレングス&コンディショニングコーチ、フィットネスインストラクター、ピラティスインストラクター、ヨガインストラクター、医師、理学療法士、作業療法士、鍼師、灸師、あん摩マッサージ指圧師、柔道整復師など ※基礎的な機能解剖が苦手な方は、1か月前までにお申込みくださいます様、宜しくお願い致します。当日までにオススメの書籍の紹介などフォローをさせて頂きます。

 

受講料: 「スタンダードコース」 199,800円(税込)4日間のセミナー受講、セミナーテキスト、メールサポート、修了証の発行、再受講を希望の場合 12万円にて再受講が可能。 
 2期生限定価格 169,800円(税込) 「スタンダードコース 分割払い」105,000円×2回 合計210,000円(税込)内容はスタンダードコースと同様  お申込み:https://pro.form-mailer.jp/fms/1d68b45c118931

 

≪Body Work for Movement Development概論≫・ボディワークの歴史と変遷Body Work for Movement Developmentとは・トレーニングシステムとボディワーク・共通理解を創る為の用語解説・パフォーマンスアップの為の戦略など  ≪ボディワーカーに必要な機能解剖学&運動生理学≫・機能解剖学とボディワーク・運動単位とサイズの原理、Length Tension Relationship ・筋紡錘とゴルジ腱および反射とは・呼吸および循環の生理学・感覚システムに関わる生理学・低閾値と高閾値&ソフトコアとハードコアに関する生理学など ≪ボディワーカーに必要なバイオメカニクス≫ボディワーカーに必要なバイオメカニクスの基礎知識・支持基底面、COMCOGCOPとは・ニュートンの法則・姿勢の戦略、動的安定化の戦略・上行性生運動連鎖と下行性運動連鎖・バイオメカニクスの考え方を活用した姿勢と動きの見方・力の出力と方向から考えるエクササイズの考え方など  ≪ボディワークにおけるカウンセリング及びアセスメント≫・カウンセリングとアセスメント 概論・モチベーションとは・カウンセリングに必要な考え方および技術・カウンセリングと感覚システム・スクリーン、テスト、アセスメントとは・姿勢の評価、動きの評価TEDJMDSMCDの見分け方・アセスメントトライアングルを用いた評価法・カウンセリングおよびアセスメントの実践など  ボディワークにおける呼吸の概念・呼吸に関する機能解剖学および生理学的な観点・様々な呼吸(安静時呼吸と努力性呼吸、シンクロ呼吸とパラドクス呼吸)・呼吸筋およびZOAとリブフレア・オープンシザースシンドロームとアワーグラスドシンドローム・腹腔内圧とコアスタビリティ・姿勢および動作と呼吸の関係性・ボディワークを活用した呼吸改善法など コレクティブエクササイズ&ムーブメントプレパレーションとボディワーク≫ ・コレクティブエクササイズとは・コレクティブエクササイズの戦略・モビリティエクササイズとは・モーターコントロールエクササイズとは・ボディワークを活用したコレクティブエクササイズの実践・ムーブメントプレパレーションとボディワークなど  発達運動学を活用した有機的な連続体としての修正-応用≫・修正&応用の広義的、狭義的な考え方33軸とエクササイズ・ムーブメントパターンとエクササイズ・修正と応用の実践・発達運動学とポジショニングなど 運動学習とコーチング≫・明示的学習と暗示的学習・キューイングの種類と感覚器・フィードバックの種類・インターナルキューイングとエクスターナルキューイング・キューイングマトリクスなど ビジネス概論≫・ビジネスとは?・高めるべき4つの価値・パーソナルトレーナー、インストラクター、ボディワーカーのステージ・ビジネスモデルの創り方・ターゲティングとロイヤルカスタマー・新規集客の考え方とやり方・スタジオ開業および経営など  ≪70種類以上のエクササイズの実践及び指導練習≫ 実施エクササイズの例 現場で使うことの多いエクササイズを、徹底的に「なぜ?」「なんで?」を掘り下げながら行っていきます。 以下はあくまで例となりますが、4日間でこれより多くの種類のエクササイズを行っていきます。 ・呼吸エクササイズ・インクリネイション・サービカルエロンゲーション・3MPDNFエクササイズ4.5MP→ローオブリーク・ロールアップロールダウン・ローリング(FE・スワンOnエルボー、Onハンド・パピー・ローオブリークツイスト・ローオブリークFAAD・ローオブリークFAAB・ローオブリークAFIR・ローオブリークAFIRリフト4スタンスストレッチ・マルチロッキング4スタンスエアプレーン・クローリング・プッシュアップバリエーション3ディメンショナルスパインストレッチ・シンボックス・クラブ ダイアゴナルタッチ・クラブ・ハーフニーリングフロンタルヒップムーブ・ハーフニーリングカーフレイズ・ニーリングヒップヒンジ・ニーリングステップRDL・スクワット各種・シングルレッグEX・ランジ各種・ランニングカーフレイズMore お申込み:https://pro.form-mailer.jp/fms/1d68b45c118931

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