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2017年1月からセルフメディテーション税制というのがスタートしたそうです。
自分で特定の薬を買った時に、医療費控除が受けられる税制です。 年間で12000円以上指定された市販薬を買う人は、上限8万8000円まで医療費控除として認めてもらえるそうです。 単純に言えば、「ちょっとした病気なら病院行かずに自分で薬買って治してね。」ということですね。 ただ、セルフメディテーション税制を受けるには、条件があるようです。 住民税と所得税を納付していて、健康診断の類を受けていれば大丈夫みたいです。詳しくは、下記のページに書かれています。日本一般用医薬品連合会http://www.jfsmi.jp/lp/tax/
注意したいのは、通常の１０万円以上医療に使った場合に適用される医療費控除との併用はできないので、どちらを使うかを決めておいたほうが良いですね。
私の感覚からすると、セルフメディテーション税制は単なる医薬品購入補助制度にうつります。
本来、セルフメディテーションとは
「 自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てすること 」
（WHOによる定義）
です。
薬を飲まなくても治せる不調はかなりありますし、副作用もありますから、薬はできるだけ飲まないほうが良いのは当たり前だと思います。
次は、セミナーのように薬を使わないで健康を回復する手段も控除に入れて欲しいなと思います。 私や両親は、10年以上、市販薬を買ったことがなく、気功で健康維持をしているので、セルフメディテーション税制の恩恵は全く受けられないです。 とても不思議なのですが、タバコの煙は駄目なのに、同じように化学物質の塊である薬や添加物については、規制がユルユルでバランス感覚が悪いと感じるのは、私のような人間だけでしょうか？
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このコラムの執筆専門家
- 木村 和夫
- （東京都 / 鍼灸師）
- 有限会社 木村爽健 代表
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