日本税務会計学会第44回年次大会 - 会計・経理全般 - 専門家プロファイル

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日本税務会計学会第44回年次大会

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雑感 税理士会
昨日(20日)は、東京税理士会が協賛する日本税務会計学会の
第44回年次大会でしたので、東京税理士会館に行っていました。
私は出席率の良くない運営委員で、申し訳ないのですが・・・

今年のテーマは来るべき相続税の大改正に向けての今回の改正で
1.新たな事業承継を検証する
ー事業承継制度の有効な活用法ー
2.遺産取得課税方式の検証
ー相続税の課税方式の見直しに伴う主な法制的・実務的論点を中心にー
というテーマのパネルディスカッションが開催されました。

私にとっては、事業承継税制は、7月の段階で銀行で講演し、
9月末締切りで原稿を書いたテーマですから、非常に関心が強いところでした。
また、相続税の課税方式の変更については、相続時精算課税が導入された
当時から、国際的な潮流から考えても、いつかは遺産税方式から
遺産取得税方式に変更されるだろうなと考えていましたので、
いよいよか、という思いです。

私も講演で話していたことですが、新しい事業承継税制は、
80%納税猶予を適用するためのハードルが高すぎて、
実効性については非常に疑問です。
相続税の課税方式が変わることを前提としているところもありますので、
相続税の改正の本丸が出揃わないと、厳しいかもしれません。

しかし、そのためにも、安易な事業承継対策ではなく、
長期的視点に立って、誰に事業を引き継がせ、引き継がない相続人には
どの財産を引き継がせるのか、そのタイミングはいつを想定するのかを
含めて、しっかりプランニングをしていかなければ、結果として、
将来に禍根を残すことになりかねません。

今年の年次大会のテーマは、そういう意味でもタイムリーであり、
税理士業務に直結する大問題であると思われます。

私は、「理論武装は納税者のために!」
をキャッチコピーとして掲げていますが、
本来、こんなことを言うのは、プロフェッショナルのサービス業には
ありえないはずなんですよね。
昨日の年次大会の参加者は東京税理士会の所属税理士の中でも、
勉強する意識の高い方が多いはずです。
それでも、ディスカッションの内容がレジュメのどこに書いてあるのか、
探せずに往生している方が多く、パネラーがいちいち何ページと途中から
言い出しました。
この状況と言うのは、講演の内容を理解していない方が多いセミナーに
多い状況ですよね。少なくとも、学者さんが多い学会ではあり得ない状況です。

僕が当たり前のことをキャッチコピーとして使っているのは、
この状況のためです。プロフェッショナルのレベルを維持するだけではなく、
プロフェッショナルとして、向上心を持つのが当然ではないでしょうか。

内容の面白さの反面、業界の嫌な一面を見た大会でした。

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租税教育委員会(2009/05/28 15:05)