厄介なイタリアのトレッキンググループ - 体の不調・各部の痛み全般 - 専門家プロファイル

有限会社 木村爽健 代表
東京都
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対象:体の不調・各部の痛み

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厄介なイタリアのトレッキンググループ

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 「今日の宿泊者はあなただけですよ。」ヒマラヤのアンナプルナ山系のトレッキングで訪れた山のゲストハウス。
標高はおおよそ3200mくらい。
今日はのんびりできると、食堂の薪ストーブにあたっていたところ、外は大雨が降り始めました。
この話には、霊や邪気といった内容が出てきます。ご興味のない方は今すぐ閲覧をやめてください。また、否定的なコメントには対応いたしません。
6時頃になるとすでに日が暮れあたりは真っ暗。冷え込みもきつくなり、ダウンジャケットを着た上にウインドブロックのジャケットを着て、ちょうどいいくらいの温度。
「雨が降る前に到着できてラッキーだったね。」と、ネパール人のガイドと話していたところ、食堂の扉を勢いよく開けて飛び込むように入ってきたトレッキングのグループ。
こんなに遅くになってから、どうしたのかと思ったら、高山病の症状が出た人がいたようで、4000mくらいにあるゲストハウスからあわてておりてきたそうです。
少し遅れて高山病になったという女性がやってきました。
頭痛と肩が重くなり、手足が痺れたようになったそうで、寒いとか痺れるとメンバーに話しています。
高山病になったこと自体はかわいそうな話なのですが、とにかくこの高山病になったイタリア人の女性マンマミーヤがうるさい。
普通、本当に辛い人間は話す元気もなくなってしまいます。
ところが、このマンマミーヤはやたらめったら自分が大変な状態だ、手が痺れる、毛布をくれ、医者に連絡してくれと騒いでいます。
ストーブ横の特等席を陣取り、毛布にくるまり、濡れた服やグローブをグループのメンバーに外してもらい、マッサージをしてもらっています。
あげくの果てに泣き出す始末。
機嫌よくストーブの前でお気に入りのココナッツビスケットを食べていた私は、呆然としてマンマミーヤを見ていました。
あんまりにもマンマミーヤが必要以上に騒ぐので、イタリア人につきそっているガイドが「高山病は、低いところにおりたら落ち着くから心配ない。少ししたら体は回復してくるし、今医者は近くにいないし、電話したところでできることなんかない。
考えすぎることが症状を悪化させるから、少し話すのをやめた方がいい。」
と、すごい適切なアドバイスをしてくれて、マンマミーヤは少し落ち着きました。
ただ、このマンマミーヤ、最初に見たときから明らかに何か入っている感覚がありました。
私は、霊が入っている人間に対して、反射的に視線を避けるようになっていて、マンマミーヤは顔を見ることもできませんでした。
「やばい奴がやってきたな。寝ている時に、マンマミーヤの霊が悪さしてくるんじゃないかな。」そう考えて警戒していました。
実際、締め切った狭い食堂の中は、私とガイドだけしかいなかった時と比べて、明らかに空気は淀み、邪気がどんどんと増えていくのがわかりました。
呼吸が少しずつ苦しくなり、鼻水が出てきました。
これはやばいと、一生懸命食堂の邪気を払うように意識を集中していました。
幸い早めに食事は終わっていたので、足早に食堂を後にして、自分の部屋に戻り座禅を組みながら、周りの部屋から影響を受けないように気のバリアを部屋中に貼り付けました。
油断していたのは、誰もいないからと中央の部屋を取っていたことです。
イタリア人のグループは4人だったので、ちょうど私の左右の部屋に泊まり、私は彼らに挟まれる形になっていました。
さっきまで騒いでいたマンマミーヤは、向かって右の部屋だったのですが、部屋はベニヤ一枚隔てただけで、話し声が詳細に聞こえるレベル。
部屋に戻ったマンマミーヤは、早く寝るかと思いきや、携帯に取り込んだドラマをイヤフォンもせずに見始めます。
当然、私もラジオを聴いているような状態になるのですが、意味は全くわからない。
しかも、隣のマンマミーヤに入っている霊が邪気を送ってきたり悪さをしてこないかと内心ハラハラしていました。
マンマミーヤの周りを気のバリアで取り囲んで弱らせるという強硬手段もあるのですが、それで本人が倒れてしまったら、私も寝覚めが悪いのでやめておきました。
念のため、彼ら全員の周りに筒のようなエネルギーを取り付け、邪気を周囲に撒き散らさないように処置をしておきました。

幸い、先手を打って対処していたおかげで、次の日はそれほどダメージを受けずに起きることができました。
こういう厄介な人の近くにいると、ちょくちょく邪気をもらったり、霊に入られて、体調が急変することがあります。
山のような隔離された場所でこういった霊や邪気をもらうと、本当に大変な目にあうことがあります。
マンマミーヤの場合は、元々霊が入っていたのでしょうが、山にいる霊が新たに入ってきて調子をおかしくしたような感じでした。
彼女が太っていて体型的にも高山病になりやすい状態だとは思いましたが、グループにいた同じ体型の女性はなんともなかったです。
よく運の良し悪しで言われることが、こういった目に見えない邪気や霊による影響だったりすることはよくあります。
突然おかしくなるなんてことはありえない訳で、それこそ矛盾した話です。
霊や邪気を感じない人からすれば信じられないかも知れませんが、実際に体感する私のような人間からすると、否定しようのない事実としか言いようがありません。
そういった症状にお困りの場合は、私のところで解決するお手伝いもしております。
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こういう場所で座禅するとすごい気持ちいいです。


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