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閲覧数順 2024年04月25日更新

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何故、フラット35からフラット35への借り換えができるのか

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 最近の借り換えブームで、よく質問されるのがフラット35からフラット35への借り換えの可否です。通常の借り換えは他行への借り換えであり、そう考えるとフラット35も無理な気がしますが、証券化という仕組みを使っているため可能なのです。

 証券化というのは、住宅ローン債権を生命保険会社などの機関投資家に転売し、フラット35を扱っている住宅金融支援機構は債務者(借入者)からの回収に責任を負い、機関投資家は一定の金利を貰える代わりに、将来金利が上昇しても金利はそのままで、繰上返済された場合はそこでその住宅ローン債権は無くなります。

 通常、同じ銀行で借り換えを行わないのは銀行が損失を被るからですが、フラット35の場合は損失を被るのは機関投資家であり、機構は損失を被らないので可能な訳です。(当然ながら、そのようなリスクは機関投資家も承知しています)

 今回の解説で、何故フラット35だけ同じ商品間で借り換えが可能なのか、ご理解頂けたでしょうか。メガバンクなどの一部も証券化を実施しているため、将来は借り換え可能な商品が出てくるかもしれません。


沼田 順(1級FP技能士、宅地建物取引主任者、住宅ローンアドバイザー)

 

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