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柴垣 和哉
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閲覧数順 2016年12月07日更新

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2016年6月のソニー銀行金利と今後の見通し

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 銀行の中では数少ない、翌月の適用金利を今月に発表しているソニー銀行ですが、6月は15年以上の固定金利が低下しました。

 まず変動金利ですが、これは日銀が「マイナス金利付き量的・質的金融緩和」を継続していることや、日本の短期金融市場が安定しているため横ばいとなりました。変動金利の横ばいは、6月の他行の金利でも同様だと思います。

 なお、ソニー銀行は返済額を5年間一定としその一定の金額の範囲内で、元本、利息の定期的な見直しを行う「5年ルール」や、5年後に返済額を見直す際に前 回返済額の125%を上限とする「125%ルール」の不採用により、適用利率が急激に上昇した局面においては返済額が大幅に増える可能性があります。

 ソニー銀行や新生銀行の変動金利を選択する際は、上記の仕組みの適用がないことをよく理解しておくことが大切です。

 一方の固定金利ですが、中心となる固定10年は前月比横ばいの0.790%、20年超の最長期間は前月比0.003%低下の1.189%となっています。(新規で自己資金が10%以上の場合)

 ソニー銀行の資金調達時期にあたる、4月下旬から5月上旬にかけては、10年債以上の利回りが低下したことが要因と考えられます。

 今後の見通しですが、変動金利はほぼ横ばいとして、長期固定金利の指標となる長期金利は低位安定の展開となりそうです。

 「マイナス金利付き量的・質的金融緩和」の影響で、長期金利はマイナスで推移していますが、市場の関心は30年債や40年債といった、利回りが辛うじてプラスの国債に向かっていく流れは変わっていません。

 しかし、30年債の利回りが0.2%台まで低下する中、今まで主要な買い手だった生保などは外債投資に向かい、今後の最終投資家(満期まで保有する投資家)の動向が読みにくい状況となっています。

 これを受けて市場では、30年債などの超長期国債に一旦調整が入るとの見方が有力となっており、6月の他行の長期固定金利は超長期など期間が長い固定金利も含めて、横ばいの可能性が最も高いと考えています。

ソニー銀行、住宅ローン金利


沼田 順(1級FP技能士、宅地建物取引主任者、住宅ローンアドバイザー)


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