こんにちは(^^♪
夫婦のためのカウンセラー:中西由里です。
男性は、お家の居心地が悪いと帰宅時間が遅くなります。
謎の出張が増えたり、住民票はそのままに身体だけ別の所にお引越ししちゃったりします。
だから居心地の良い家庭を作るのは、本当に大切。
というお話をすると、多くの女性はお掃除を頑張ろうとします。
確かにそれも大事。
でも、もっと大事なことがあるんです。
ポイントは
「夫がプライドを保てる場」
にすること。
例えば、多くの男性は
「出来ない」
ということを恥ずかしいことだと感じます。
そして「男たるもの強くあるべき」と思うあまり、自分の弱さを隠そうとします。
ですから悲しいとか、辛いとか、寂しいとか、落ち込んだとか、そういった感情は抑え込もうとします。
仕事が上手くいかなくて悩んでいるとき、夫の様子がおかしいことを妻が察して
「何かあったの?私で良ければ、話聞くよ~」
なんて言うと、自分が落ち込んでいることが妻にバレてしまったことでプライドが傷つきます。
そして、自分一人で乗り越えようとしていたのに
「話聞くよ~」
と言われたために
「あんたに自力で解決なんて、無理ムリ~」
と自分の能力を否定されたように感じて、プライドが傷つきます。
失敗して落ち込んでいるとき、男性は、そっとしておいて欲しいんです。
だから、家の中でひとりになれる時間や空間を作ってあげる。
こうすることで、夫のプライドを保てます。
妻から高圧的に
「あれ、やってよ!」
「これ、やんなさいよ!」
と命令されることも、夫のプライドが傷つきます。
でも、妻の役に立ちたい気もちもあるんです。
その証拠に、夫に「役たたず!」っていうと猛烈に傷つきます。
プライドをくすぐるようにお願いをすれば
「おう。俺に任せろ!」
と気持ちよくやってくれます。
役に立ちたい気もちを満たしてあげることで、夫のプライドを保てるようにしてあげましょう。
また、男性は「よくわからない」「よく知らない」ということに対して、怖れを感じます。
そして、怖がっている自分を知られることにプライドが傷つきます。
だから道に迷ったりしても、人に聞こうとしないで、ナビに誘導されるまま道なき道を進もうとするでしょう?
男性が「わからない」もののひとつに、感情があります。
妻がなぜ怒っているのか、なぜ泣いているのか、なぜ不機嫌なのか、夫にはよくわかっていません。
「私のことを愛していればわかるはず」
というのは、女性側の幻想です。
妻をどんなに愛していても、わからないものは、わからないんです。
そんなとき、夫は怖くてイライラします。
怖がっている夫に自分の感情を言葉で説明してあげること。
これも、家庭をプライドを保てる場にするために役立ちます。
すべての女性をヒロインに
ふぃ~めぇる・みしま 代表 中西由里 でした。
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