久々に復活する全国版「省エネ住宅ポイント」制度の説明会に参加して - 住宅設計・構造全般 - 専門家プロファイル

上村 美智夫
PAO建築設計 代表
東京都
建築家

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対象:住宅設計・構造

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久々に復活する全国版「省エネ住宅ポイント」制度の説明会に参加して

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民主党時代にスタートした全国が対象の住宅版エコポイント制度が終了した後は、しばらく間が空いたままになっていました。その間、消費税増税等もあり、住宅業界も含め、日本は概ね相変らずの不景気の中にあります。従って、アベノミクスも大いに期待するところでした。
そんな中、安倍政権の景気対策のひとつとして、全国版の住宅エコポイントが復活しそうであることを知りました。(安倍政権の緊急経済対策:平成26年12月27日閣議決定 ※本制度は、平成26年度補正予算の成立を前提としています。正式には国会での審議を踏まえ制度として創設されます。 平成27年2月中頃の見通しか?)



先回のエコポイントもそう大きなインパクトのあるものではありませんでしたが、窓の結露等の不満や、これからリフォームを検討している人には、それなりの背中を押す効果はあったようです。
この度の復活するとの報道に、ひそかな期待を抱いたのは私だけではないでしょう。

より少ないエネルギーで快適に生活できる断熱性の高い省エネ住宅の普及は、景気対策にもつながり、地球温暖化防止にも貢献するので今後益々その重要性が広く認知されなければならないと考えています。



写真はその復活する「省エネ住宅ポイント」制度の説明会の様子です。
恐らく、この回のものが全国的にも、初回ではなかったかと思います。以後、全国各地で開催予定のようです。

・省エネ住宅に関するポイント制度等に関する説明会の開催について
 http://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/jutakukentiku_house_fr4_000047.html



前回のエコポイントも、実際にその活用(ポイントの選択)となると大変分かりにくいものでした。
各ポイント数に対してのその断熱効果について、そしてその各工事費等との関係等々、考えだすとなかなか結論めいた最適なリフォームの方法に辿り着くまで苦労した経験がありました。そこで、その点に的を絞った効果的なエコポイント活用(ポイントの選択)の案内のページをホームページで前回も公開していました。その内容を今回の復活予定の「省エネ住宅ポイント」制度に合わせて更新しました。
新たに加わった項目もありますが、大筋には変化はなく、うれしいことに各ポイントは約2割程度アップしています。
今回の復活で省エネ住宅の更なる普及につながればと願っています。


・Paoの考える「省エネ住宅ポイント」制度活用マニュアル

 http://www2.gol.com/users/paoarchi/ecopoint/ecopoint_Pao00.html



・「省エネ住宅ポイント」制度の概要

 http://www2.gol.com/users/paoarchi/ecopoint/ecopoint1.html



上村 美智夫 / Michio Kamimura
PAO建築設計
 http://www2.gol.com/users/paoarchi/  E-mail  paoarchi@gol.com

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