数字の苦手な経営幹部が押さえておきたい「会社のお金」(3) - 人材育成全般 - 専門家プロファイル

本森 幸次
株式会社シンカナビ 
大阪府
ファイナンシャルプランナー

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対象:人材育成

中沢 努
中沢 努
(コンサルタント・研修講師・講演講師)

閲覧数順 2016年12月09日更新

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数字の苦手な経営幹部が押さえておきたい「会社のお金」(3)

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経営者および経営幹部向け 経営・財務・会計

代表的な財務諸表としてP/Lがあります。P/LはB/Sの当期利益剰余金がどのように発生したかの内訳表となります。

この内訳表の中で重要な数字が「営業利益」と「経常利益」です。優れた会社は営業利益が高く、成長力のある会社が多いですね。新規事業が急成長を遂げた会社やベンチャー企業などに見られます。

営業利益がマイナスでも経常利益がプラスの会社もあります。自社ビルの家賃収入などで本業の赤字を補填するような会社です。こういう状況は注意が必要ですね。本業の収益性がなくなっている可能性を考える必要があります。

営業利益がプラスで経常利益がマイナスの会社は、金利負担などが重すぎるかもしれません。このような場合は借り換えや交渉で金利負担を下げる必要が出てきますね。

会社のお金の診断書を理解するとは、数字の意味からどのような対策が必要か理解することです。

P/Lのもう一つの役割がその期間の税金算出です。中小企業では、「税金を払うくらいなら経費で使う」という考え方の経営が大変多いです。意図的に経常利益を0円に近づける経営が少なくありません。

税理士以上の節税知識を持つ社長も少なくないですが、極度の節税は結果として会社の資金調達枠を小さくしてしまいます。

将来の資金調達に必要なコストが税金である。

通常は税金を納めた後のお金が会社の自由になります。中小企業の場合、この残った自由になるお金がさらなる資金の元になります。いくらまで借入金が返済できるかここで計算できます。銀行が言う会社の返済能力とは、この税金を納めて残った自由になるお金のこと。返済能力という言葉の意味を本当に理解している社長および経営幹部は少ないですね。

会社の内部留保は納税があって初めて可能になります。

・・・(4)ではC/Sについての視点をご紹介します。


キャッシュフロー経営スクールでは、会計を苦手に感じる原因のひとつである各財務諸表の繋がりをB/S中心に分かりやすくお伝えします。


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