- 本森 幸次
- 株式会社シンカナビ
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- ファイナンシャルプランナー
対象:人材育成
経営は「会社のお金を理解して一人前」と言われますね。ここで言う「会社のお金」とは一体何でしょうか?
売上高?利益率?経常利益高?固定費?・・・
当然に売上高がいくらで利益率がいくらだったということを知っているのは基本です。その利益から自社で今どのくらいのお金が使えるのかも知っていなければなりません。
しかし、たとえ経営の数字を把握しても、その数字の意味を理解していなければ肝心な時にお金を使えない、という事態を招きかねません。だからこそ、経営には会計と財務の数字が必要になるのです。
「会社のお金」とは「会計と財務の数字」です。
中小企業の経営幹部には「会計はよく分からない、財務は苦手だ」という方が多いようです。しかしこれらの数字が分からないと経営の舵取りも経営幹部としての役割も果たせません。
「会計も財務もしっかりやってます」という経営幹部もいらっしゃいますが、よく聞いてみると、日々の経理業務のことを言っているケースも多いようです。
会社の大義は事業を通じて社会の役に立つことですから、その事業を永続し成長するためにはお金が必要です。
そのお金がいくら必要なのか?そのうちいくら不足しているのか?今は?3ヶ月後は?1年後は?
この判断をするために必須なのが財務諸表と呼ばれる「会社のお金」の診断書ですね。しかしこれらの診断書の数字を理解して分析できる経営幹部は多くはありません。
診断書の数字が理解できなければ必要なお金の調達も運用も戦略立案もできません。ではどうすればいいのか?
・・・(2)では色々な書籍で紹介されている診断書を読むコツをご紹介します。お楽しみに。
キャッシュフロー経営スクールでは、専門的な知識がなくても事業全体イメージ図で会社全体のお金の流れを理解して経営戦略に活かせるようになる「戦略思考」が身に付きますよ。
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