- 木村 和夫
- 有限会社 木村爽健 代表
- 東京都
- 鍼灸師
対象:体の不調・各部の痛み
- 奈良 修次
- (鍼灸師 臨床検査技師)
気功をやって、精神がおかしくなる病気です。
実際、精神科に通う羽目になった人もいるようです。
今、気功をしている方、これからしようと思う人に役立てばと思い、この症状が起こる原因を説明していきます。
この気功精神病が発生するには、師匠側と生徒側それぞれに問題があります。
まず、これから気功を習おうと思う場合、必ず師匠を探して行うことをお勧めします。
通信教育で、映像とテキストで気功を始めるというのは、かなりリスキーです。
あなたの心と体の状態が著しく悪い場合や敏感体質の場合、こういった通信教育の内容がマイナスに働くことがあります。
体調がおかしくなった時に、それを戻してくれる師匠が目の前にいればいいのですが、そうでない場合はさらに悪化して気功精神病になるかもしれません。
また、師匠を選ぶ際も、注意が必要です。
みた目が不健康そうな人や、生徒一人一人の状態を確認しない気功の先生は、やめたほうがいいです。
また、わからないことは、わからないとはっきり言ってくれる人を探しましょう。
何でもわかるということは、どの世界にもありません。
わからないから、勉強しているわけで、これは師匠であっても変わりません。
もちろん、これから気功を始める方よりは、知識と経験がありますから、知っていることやできることは多いです。
そして、できれば過去に病気などを乗り越えた師匠のほうが良いです。
あまり病気をしたことがなければ、病気になった人の気持ちは理解できません。
また、自分で気功をするには優れていても、人に説明できない人もいます。
感覚の世界ですから、なるべく色々な経験をしている人に習ったほうが、あなたの状態も把握してくれるでしょうし、勉強にもなります。
気功そのものは体に良いですが、あなたの体に何らかの問題があれば、その問題を解決しながらでないと、精神病のような状態に陥る可能性があります。
是非、良い師匠を見つけて気功を習ってください。
また、気功に似た方法にヨガや瞑想があります。
こちらも、先ほど説明したように、通信教育やいい加減な先生にならうと精神病になるリスクがあります。
気をつけてください。
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このコラムの執筆専門家
- 木村 和夫
- (東京都 / 鍼灸師)
- 有限会社 木村爽健 代表
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