- 木村 和夫
- 有限会社 木村爽健 代表
- 東京都
- 鍼灸師
対象:体の不調・各部の痛み
- 奈良 修次
- (鍼灸師 臨床検査技師)
まず最初に、私は煙草を吸いません。
小学六年の頃に、興味本位でシケモクタバコを吸って、すごく咳き込んだ経験だけです。
以来、ずっと煙草を吸ったことがありません。
しかし、気功をするようになり、後になって煙草の効果がわかるようになりました。
で、今回は煙草のお話。
今では、煙草はガンへの罹患率をを飛躍的に高めるというイメージが高いのですが、実は全く優位な差がないというデータもあります。
順天堂大学の奥村教授の調査では、10万人中煙草を吸わない人のガン死亡者数304人に対して、時々煙草を吸う人のガン死亡者数264人と、煙草を時々吸う人間のほうが、ガンによる死亡者数は上回っていました。
しかも、現在喫煙者が減少し続けているのに肺がん死亡者は何倍にも増えていて、完全にグラフが逆相関になっています。
で、そもそも煙草に対するネガティブキャンペーンが大規模に始まったのはいつかといえば、クリントン大統領時代に行われた煙草会社に対する国の裁判が始まりです。
なぜ、クリントン大統領がこんなにも煙草産業に対して敵意をむき出しにしたのか?
これは、増え続ける国の医療費の話でも何でもなく、ただの復讐だと言われています。
当時の大統領選挙で、ビルクリントンの対立候補は、パパブッシュ。多くがパパブッシュの勝利を信じて、彼に献金をします。
その中には、煙草産業も含まれていました。
ところが、大統領選挙ではビルクリントンが勝利します。
ここで、クリントン大統領は、対立する候補に献金をした煙草産業にロックオン。共和党の資金源に打撃を与える効果もあり、民主党にとっては好都合です。
この裁判で、国がまさかの勝利。
これ以降、煙草の有害性がことさらに強調されて、禁煙の流れが起こります。
ところが、最近になってガンの発生率や自殺者の調査をすると、煙草を吸っている人吸わない人との肺がん発生率が変わらないことや、自殺者3万人から3000人をランダム抽出してみると、煙草を吸う人は一人もいないといったデータが出てきます。
花粉症も煙草を吸う人には出にくいというデータをマスコミは公表しません。
では、気功的にはどう考えるか?
実は気功では、世の中にある病気の原因になる邪気を浄化する一つの手段として、煙を用いることがあります。
気功治療をする人の中には、頻繁に煙草を吸い患者からの邪気を払うために使っていることがあります。
煙は、葬式などで邪気をかぶりやすいお坊さんが、線香をたいて煙を衣類に含ませて邪気を払いやすくしたり、東南アジアでは、毎朝お香をたいてお店の邪気をはらったりと、昔から使われています。
ただ、注意しないといけないのは、煙草の葉の栽培に農薬が使われていたり、煙草の葉の中に火薬が含まれていたり、フィルターや紙に化学物質が入っていることで、有害物質が煙に含まれている可能性が高いということです。
以前、ミャンマーで伝統的な葉巻き煙草を購入し、お土産で気功の先生にあげたことがあります。
効果はてきめんだったようで、一本の半分吸う程度で邪気がよく取れると好評でした。
日本では手に入りませんが、もしあなたが煙草を吸うなら、無農薬タバコがオススメです。
ただし、喫煙のマナーは守りましょう。
煙草とガン死亡者数の関係などは、下記を参考にしてください。
http://blog.goo.ne.jp/miyakekazutoyo230910/e/3d1500c9376653b735c9f6d51e11dd1f
このコラムの執筆専門家
- 木村 和夫
- (東京都 / 鍼灸師)
- 有限会社 木村爽健 代表
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