- 吉野 充巨
- オフィスマイエフ・ピー 代表
- 東京都
- ファイナンシャルプランナー
対象:投資相談
- 大山 充
- (シニア・エグゼクティブ・アドバイザー)
- 大山 充
- (シニア・エグゼクティブ・アドバイザー)
世界各国地域10月第二週の各市場株価指数、国債利回り、商品先物価格及び商品指数の騰落率を紹介します。
騰落率の対象は原則2014年10月10日÷10月3日×100-100パーセントで表しています。
(休場などの理由で当日の数値が無い場合は前日・前々日等遡っています)
今週は世界の株価が急落しています。特にヨーロッパ各国の下落は急で、一週間の内20ヶ国を代表する指数の上昇がゼロの日(20指数全てが下落)が3日もありました。5日間で19指数÷100指数×100=19%の上昇出現率です下落。
下図は、日本のTOPIX(黄色)、先進各国のMSCIワールド指数、及びエマージング指数の過去1年(2013年10月11日~2014年10月10日)の騰落推移です。
この一年、MSCIワールドは起点10月11日から上昇して6月以降は高値圏を維持していましたが、9月下旬からの急落で+4%レベルまで戻されています。
TOPIXは6月に反発して9月にはMSCIワールドを上回りましたが10月に下落してワールドと並んでしまいました。エマージング諸国は半年にわたりマイナス圏にいましたが、6月にはプラス圏に入ったのですが9月中旬からの下落により、再度マイナスになっています。
今週は米国経済の不安定さ、イスラム国問題の停滞、ヨーロッパの景気減速、中国経済の原則もあり、世界的な株安に見舞われました。
世界同時株安により、米国シカゴ市場のVIX指数は週末に21.24ポイントを付けています。
先週のオールカントリー指数は-2.67%で続落しました、先進国の株価指数MSCIワールドも-2.90%の続落です。
地域では、ヨーロッパのSTOXX600が先週に引き続き-4.05%と大きく下落しました。アジア・太平洋指数も-1.34%下落しています。今週は比較すると新興国、フロンティア国の下落率は低く、全社が-0.74%、中東・アフリカのブルンバークGCC200指数は-0.07%の下落でした。
日本の株価指数は全て続落、マザーズ指数は下落率3位の-6.14%でした。日経225は-2.60%、TOPIXも-3.08%と大きな下げで、ジャスダック指数は-4.29%です。
東証リート指数は粗横ばいの-0.07%でした。
★主要株価指数週間騰落率
先進国の株価指数の大半が続落しています。上場したのは2指数でイスラエルのテルアビブ100指数が1.01%の上昇、2位は香港のハンセン指数が小幅0.1%でした。
一方、下落1位はデンマークのコペンハーゲン指数で-6.54%、2位はアイルランドのISEQ全株指数で-6.27%、3位は日本のマザーズ指数で-6.14%の下落、4位はポルトガルのPSI全株指数で-5.72%でした。
トップ同士の差は7.55でした。
新興国、フロンティア国も圧倒的に下落した指数が多い週でした。
上昇した1位はブラジルのボペスパ指数で、1.42%の上昇、次いでベトナムのVN指数1.01%、そして上海総合が、0.45%上昇しています。
一方下落1位はアルゼンチンのメルバル指数で-10.64%と大きく下げています。
2位はギリシャアテネ総合指数で-4.27%の下落、3位はコロンビアのCOLCAP指数で-3.17%でした。
トップ同士の差は12.06ポイントになっています。
★10年国債利回り(長期金利)
全世界の株価が同時下落でしたので、国債利回りは低下(価格は上昇)しています。但し、イタリアの10年債の利回りは上昇しました(価格は低下)。
★商品先物価格及び商品指数
株価の急落から、先週の貴金属市場は上げています。NYの金先物は2.42%高、銀、プラチナも上げています。ロンドンの非鉄金属3品も上げ、亜鉛は2.12%上昇しました。
エネルギーは先週に続き値を下げ、3原油ではドバイ原油が-5.41%下げています。天然ガスもNYが-4.46値を下げています。穀物は上げシカゴトウモロコシは3.33%の上昇です。CRB指数と日経商品指数17種は小幅続落しています。
文責
保険や投資信託を販売しないファイナンシャル・プランニングの専門家。
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独立系顧問料制アドバイザー(商品を販売しないアドバイスの専門家)
吉 野 充 巨
FP学会 会員
プライマリー・プライベート・バンカー日本証券アナリスト協会認定
ファイナンシャル・プランナー:日本FP協会認定CFP(R)
一級ファイナンシャル・プランニング技能士
宅地建物取引主任者
ロングステイ財団登録ロングステイアドバイザー
独立系顧問料制アドバイザーの紹介
http://profile.allabout.co.jp/w/c-64005/
http://mbp-tokyo.com/officemyfp/column/12298/
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『このコラム又は回答は、投資判断の参考となります情報の提供を目的としたものであり、有価証券の取引その他の取引の勧誘を目的としたものではありません。
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