- 渡邊 亜紀子
- Lycka till
- 東京都
- スポーツトレーナー
-
090-3515-7384
対象:スポーツ指導・トレーニング
- 斎藤 利
- (スポーツインストラクター)
- 石本 工
- (健康運動指導士)
肩こりとかツラくて、よくマッサージとか行くんですよ。
ほらすごく硬いでしょ。よく言われるんですよ。だから強めでお願いしますねー。
という残念な会話をたまに聞きます。
この場合のマッサージというのはいわゆる一般的に使われてるマッサージのことです。一般の方はあはき法とか知りませんからね。
つまりクイックマッサージとかに行って、グイグイ押されてるという意味です。
強揉みという言葉がありますが私的には強押しというのが正確な言い方だと思ってます。というのも本当の意味で強く揉むことが出来るのは、勉強しないと無理だからです。
強く押され続けると身体は痛みを感じて、余計に硬くなります。そうするとさらに強く押されないと満足できなくなります…脳が。
そう痛くないと効いた気がしないのは脳なんですね。身体はそうは感じていないんです。↓だから硬くなる。↓硬くなるとさらに血行も悪くなる。↓さらに肩こりが酷くなる。↓そうだ、マッサージに行こう。
せっかく身体を大切にしてるつもりが自らで悪化させているわけです。これは大変残念なことです。
出稼ぎ先の温浴施設では稀にこのような方がいらして、強くしてくれと言われます。
ある程度はご要望にお応えしますがそれ以上は無理ですね。身体にたずさわる者として、身体によくないと分かっていることに荷担できないでしょ。
すいません、未熟なもので…(⌒-⌒; )と謝り逃げします。
聞いてくれそうな時は、キチンと説明しますがすでに強くて痛くないと効かない!って強く思い込んでる方には説明しません。
だいたいそういう方は長年の積み重ねで、硬さが取れるまでにかなりの時間がかかるからです。つまり1回の施術ではどうにもなりません。
またより大変なのは痛くなくても、確実に身体は変わっているんだということを感じて貰うことが最も難しいのです。だいたいそういう方は身体の変化に非常に鈍感です。痛みから身体を守るために、身体に鈍感になるのかもしれません。
身体のケアに気をつかっているのが、逆に良くなくさせてるんだなぁと非常に残念な気持ちになります。
強くなくてもじゅうぶん身体は変化しますよ。
始めから終わりまで、痛いくらい強いのはあまりオススメしません。
このコラムの執筆専門家
- 渡邊 亜紀子
- (東京都 / スポーツトレーナー)
- Lycka till
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