- 土井 健司
- 土井経営研究所 代表
- ファイナンシャルプランナー
対象:お金と資産の運用
投資信託の分配金は以下の2種類の選択方法がある。
1、分配金を受取る
2、分配金を再投資する
分配金を受け取る場合は、年金の足しにするなど、定期的な現金収入を得たい場合などに適しており。
一方、再投資する場合は複利効果で高い利回りを狙う長期投資の場合などに有利である。
国際投信投資顧問が運用する「グローバル・ソブリン・オープン(毎月分配型)」を1万円購入し、1997年末〜2007年末までの間保有した場合、分配金累計は5,411円、その時点での基準価格は7,995円で合計13,406円となる。
一方、分配金を再投資した場合は、基準価格は15,585円で、同じ保有期間でもかなりの差が出る。
この様に、定期的な収入を得る目的の場合は分配金「受取り型」を、長期で増やしたい場合は「再投資型」を選択することが望ましいといえる。