2014年7月の為替推移、株価指数・商品先物価格・長期金利騰落率 - 投資相談全般 - 専門家プロファイル

吉野 充巨
オフィスマイエフ・ピー 代表
東京都
ファイナンシャルプランナー

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閲覧数順 2024年04月15日更新

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2014年7月の為替推移、株価指数・商品先物価格・長期金利騰落率

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資産運用の原則

世界各地7月の株価、国債利回り、商品先物価格及び商品指数の騰落率を紹介します。
騰落率の対象は原則2014年7月31日÷6月30日です。
7月はイスラム教のラマダーンに当たり、イスラム教圏の国々の多くは、最終週に休場しています。
(休場などの理由で当日の数値が無い場合は前日・前々日等遡っています)

下図は、円に対する米ドル(ブルー)、ユーロ(黄色)、豪ドル(紫)の為替レートの変化です。期間は2013,年9月30日から2014年7月31日です。
ここ2ケ月ほど3通貨ともに膠着状態であったことが分かります。9月30日に対して4~6%の狭い範囲に収斂しています。
i7月31日の米国の雇用指標が好調で、FRBが予想以上に早く利上げに踏み切るとの予想もされており、その影響は為替に現れてきます。日本円の一段安に進むか、我々一般投資家も注目している必要があります。

140731円ドルユーロ豪ドルレート

7月の株価、オールカントリーは-1.33%でした。最終日の欧米先進国の株価下落の影響が大です。先進国の株価の指標、世界株指数は-1.67%の下落で、新興国のエマージング指数は1.43%上昇しています。地域では、アジア太平洋指数が2.14%の上昇、欧州のStoxx600は-1.72%の下落、中東のプルンバーグ200指数は8.34%の上昇で、地域により大きな差が出たひと月でした。

日本株は、日経平均が3.03%上場、TOPIXも2.13%上昇しています。マザーズは8.02%と急伸しています。東証リートは1.17%の上昇で日本株の斑点が期待された月になりました。


★主要株価指数週間騰落率
先進国の株価指数、グラフに見るように、アジア勢は上昇が優勢で、欧米勢は振るいません。上昇1位は、日本のマザーズで8.02%、2位は香港ハンセン指数で6.75&、3位はオーストラリアASXが4.40%上昇しています。

1407先進国株価指数月間騰落率

一方下落1位は主要銀行の信用問題で揺れるポルトガルPST全株価指数で-10.48%の下落、2位はオーストリアATXの-7.61%<
そして3位はドイツのフランクフルトDAXで-4.33%でした。
トップ同士の差は18.5エポイントと大きく離れました。

最終日にNYダウが300ドルの下落など、大きく下振れしましたので、シカゴのVIX(恐怖)指数は、11.57から16.95へと大きく上昇しています。

新興国・フロンティア国の株価も、全体では上昇したものが多いのですがね振幅が大きく、揺れています。
上昇1位は、アラブ首長国連邦のドバイ金融市場総合で17.98%、次いで2位はカタールのQE指数で12.74%、3位は上海総合指数7.48%の上昇です。

140731新興国株価指数月間騰落率

一方下落したのはロシアRTSIの-10.81%、2位はハンガリーのブタペスト証券取引指数で-5.83%、3位はチェコの プラハPX指数で5.20%でした。
トップ同士の差は28.79ポイントも離れています。

★10年国債利回り(長期金利)
株価の下落、マレーシア航空撃墜の影響などで、ヨーロッパの国債利回りは下がり(価格は上昇)しています。米国の長期金利は若干上昇しました。

140731主要国債利回り月間変化率

★商品先物価格及び商品指数
有事の金は成り立っていません。NYの金、銀、プラチナは小幅ですが値下がりしました。
非鉄義賊では、亜鉛の上昇が継続しています。
エネルギーでは3原油とも小幅な動きでしたが、ロシアの制裁強化の影響か、ロンドンの天然ガス価格が急騰しました。また、穀物は大豆の値上がりが目立っています。
2商品指数ともに小幅な上昇にとどまっています。

130731主要商品先物価格及び商品指数騰落率

文責
保険や投資信託を販売しないファイナンシャル・プランニングの専門家。
あなたのセカンドライフ・プランに適した期待リターンとリスク許容度で、資産配分とボートフォリオの構築を口座開設から銘柄選定までサポートします。
独立系顧問料制アドバイザー(商品を販売しないアドバイスの専門家)
吉 野 充 巨

FP学会 会員
プライマリー・プライベート・バンカー日本証券アナリスト協会認定
ファイナンシャル・プランナー:日本FP協会認定CFP(R) 
一級ファイナンシャル・プランニング技能士
宅地建物取引主任者
ロングステイ財団登録ロングステイアドバイザー
独立系顧問料制アドバイザーの紹介
http://profile.allabout.co.jp/w/c-64005/
http://mbp-tokyo.com/officemyfp/column/12298/
http://www.officemyfp.com/komonryouseiadviser.htm

『このコラム又は回答は、投資判断の参考となります情報の提供を目的としたものであり、有価証券の取引その他の取引の勧誘を目的としたものではありません。
投資による損益はすべてご相談者及び読者ご自身に帰属いたします。
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