なぜ夫たちはサッカーに熱狂するのか

こんにちは(^^♪

見えない気もちをビジュアル化する夫婦問題カウンセラー：中西由里です。

サッカー王国静岡に生まれ育ったにも関わらず、サッカーのことはまるでわからないワタクシ(^。^;)

でも、サッカーに熱狂するお父さんたちについては語れるぞ～(*^^)v

というわけで。

サッカーワールドカップでコートジボワールに逆転負けした6月15日。

この日は父の日でしたね。

「朝から子どもたちがパパとお出かけするのを楽しみにしてたのに、夫はテレビの前から動こうとしない」

「父親参観なのに、サッカーを観たいから私に代わりに行ってくれと言われ、呆れてものがいえない」

などなど、サッカーに夢中すぎて妻から反感を買ってしまったダンナさんに関するお悩みが私のもとにも届いています。

本当にもう、しょうがないなぁ(^。^;)

でもね、同情できる部分もあるんですよ。

サッカーって、現在行われている球技の中でももっとも「狩り」に近いのだそう。

遠い昔に狩猟活動を行なっていた男性にとっては、たまらないですよね。

自分がプレーしているわけでもないのに、贔屓のチームの活躍を見ているだけで、まるで自分が狩猟チームの一員として狩りに加わっているかのような錯覚を覚えるんです。

また、男性は困難に立ち向かう他人を見ることで、自分が抱える問題から逃げようとするところがあります。

自分が責任を負う必要のないところで、誰かが必死に困難に立ち向かっているのを見ていると、その間だけは、自分の心配ごとを忘れることが出来るんです。

サッカーに余りにも夢中になっている夫たちは、何か問題を抱えつつも、その辛さを吐き出すこともできずに抑圧している可能性があります。

自分の抱える問題から目を外らす必要があるくらい、追い詰められて、しんどいのかもしれません。

抑圧といえば、試合後のスクランブル交差点でのお祭り騒ぎ。

あの騒いでいた人たちも、もしかすると普段感情を抑圧している方たちなのかもしれません。

抑圧した感情を解放するために、W杯に便乗したのかな・・・

なんて個人的には思ってます。

（だって、本当のサポーターの皆さんって、もっと礼儀正しいですもんね）

抑圧された感情を発散する場がないと、その感情は暴力的な形で出てきてしまうことがあります。

あの騒ぎ自体すでに暴力的でしたので、暴れてた皆さんは、相当抑え込んでいたのかもしれません。

たまたまあの場に居合わせたために、嫌な思いをされた方も多かっただろうと思います。

辛かったですよね。

少し話が逸れてしまいましたが。

2日後に迫ったギリシャ戦、朝っぱらからテレビの前で動かない夫たちに少しだけあたたかい眼差しを向けてみてください。

すべての女性をヒロインに

ふぃ～めぇる・みしま　代表　中西由里　でした。