寝室の照明は、心地よい睡眠を得るためにも大切にしたいものです。 ライフスタイルの違いにより寝室の使い方にも個人差はありますが、一般的にはベッドに横になり眩しく感じるような灯りは必要ありません。 ヘッドボードやサイドテーブルでの照明(スタンドライトや間接照明など)をメインとして、どうしても天井に照明が必要な場合は、ベッドの足元のほうにダウンライトをつけると効果的です。 またスイッチはベッドヘッドに用意して、枕元で操作できるようにすることをお勧め致します。
ベッドサイドのスタンドライトやブラケットライトなどは必ず調光付とし、寝る前に本を読んだり、香りを楽しんだりと、そのシーンに合わせた灯りの演出を可能とすることが大切だと思います。 そして、柔らかく心地よい照明は、私達の気持ちを落ち着かせ、一日の疲れをとり心地よい睡眠につながると思います。
●日常をお伝えするブログ酒井正人Design Diary
このコラムの執筆専門家
- 酒井 正人
- (東京都 / 建築家)
- サカイデザインネットワーク有限会社 取締役社長
住む人の手が触れる場所から、建物へ、街へと心地良さを拡げたい
設計手法・デザインの発想は「内側から外側へ」・・・建物という器だけをつくるのではなく、私達が暮らす場である生活空間の細部から生活環境全体のデザインを追求し「心地よさ」をご提案しています。
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