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「人は汚れているところは平気で汚すけど、いつも清潔で整理整頓されているところは絶対に汚さない」
~ウォルト・ディズニーのことばを引用~
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こんにちは(^^♪
見えない気もちをビジュアル化する夫婦問題カウンセラー:中西由里です。
私はよく、クライアントさまに
「自分を粗末に扱っている人は、人からも粗末に扱われるようになってしまうんですよ」
とお伝えしています。
だから自分を大事にしましょうねという話なんですが、たまにこんなことを訊かれるんです▼
「そういう人を放っておけなくて、大事にする人もいますよね?」と。
まあ、なんて鋭い質問なんでしょう?
そうなんですよね、確かにそういう人もいるんですよね。
でも、誰かから必要とされることでしか自分の価値を確認できない人が助けが要りそうな人に手を差し伸べているだけだったり
あるいは
かつて助けてあげられなかった誰かへの償いでもするかのように、同じように助けを必要としている別の誰かを支えようとしていることが殆どです。
それはその人への本当の愛じゃありませんから、どんなに大事にされたとしても愛されている実感は得られにくいですし、虚しい感じがしてしまうかもしれません。
さて。
自分を粗末に扱うと、どうして人からも粗末にされてしまうのか?
想像してみてください。
真っ白なよそ行きのブラウスでカレーうどんをズルズルっとできますか?
たぶん「汚しちゃなんねぇ」と気を遣いますよね。
では、もうすでに汚れているヨレヨレの部屋着を着ているときならどうでしょう?
気兼ねせずに豪快にズルズルできますよね。
ゴミひとつないきれいな場所にゴミをポイ捨てできますか?
きっと抵抗がありますよね。
ゴミ捨て場じゃないにも関わらず、みんながポイポイやっている場所ならどうでしょう?
ゴミが散らかっている分だけ、ポイ捨てすることへの抵抗が少なくなりませんか?
新車を運転するときは、傷をこさえないように慎重になりますが、あちこちへこんでいるポンコツ車は、多少の傷を作ったところで
「もともと傷だらけだし~」
って、開き直っちゃったりしませんか?
既に汚れているところは、どうせ汚れているんだから汚したって構わない。
既に壊れているところは、どうせ壊れているんだから壊したって構わない。
私たちには、そんな気持ちが働いてしまうことがあるんですね。
服や場所や車だけでなく、人に対しても同じです。
心の傷や綻びを放置したり、自分をすり減らしたり、犠牲になったりしてばかりいると
「どうせ本人が粗末に扱っているんだから、俺だって粗末に扱っても構わない」
と、周りの人からも大事にされなくなっていってしまうんです。
以上、「だから自分を大事にしましょうね」というお話しでした。
すべての女性をヒロインに
ふぃ~めぇる・みしま 代表 中西由里 でした。
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