警鐘を鳴らしてます!【ハイヒール】親指の付け根が痛くならない? - 姿勢・ウォーキング - 専門家プロファイル

YURUKUウォーク 代表取締役
大阪府
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警鐘を鳴らしてます!【ハイヒール】親指の付け根が痛くならない?

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Noriko式ウォーキングのBjウォーキングスクール代表Norikoです。
ハイヒールを履くと
きまって
親指の付け根あたり…母指球という部分が痛くなってしまいませんか?

ハイヒールは文字通りヒールが高い履物。
それを履いているだけで坂道の上で立っているのと同じです。
その状態でも
できるだけ体に負担をかけずに立ちそして歩くということが不可能ではないため
Norikoはハイヒールを履きます。

もしそれができなければ…
それができないほど構造が悪いハイヒールならば…
絶対に履きません。

なぜかというと体が間違いなく壊れてしまうからです。
足、膝、股関節、腰だけにとどまらず
首や肩にまで影響してしまい
それこそ全身壊れてしまうのです。

先日こんな記事を見つけました。
セレブの足下をチェックして分かった怖い事実

とても綺麗な方々ですが足が ひどい状態です。
ここまでひどくなっていると毎日 体が辛くて辛くて泣きそうになるのを
ガマンして過ごされていると思いますよ。

先ほどのメディア露出の多いセレブやモデルさんたちは綺麗に見えます。
だけど綺麗に魅せる立ち方なんです。歩き方なんです。
いわばお仕事用。

胸を天井に向けたり肩甲骨を寄せたりして胸を張り
お腹とお尻にしっかり力を入れて骨盤を立て
膝をピンと伸ばして母指球に乗ってつま先を外に向けて立つ
そして一本戦を踵で踏みながらつま先は外に向けて歩く。
こんな感じ。
これはモデルの方々がステージ用に学ばれてきたものがベースとなっています。
確かに体の曲線が強調され腰を振りやすいので女らしさが出やすいですものね。

ここからは健康オタク炸裂で解説しますよ!

まずお腹とお尻に力を込める理由。
胸を張ると体が勝手にバランスをとり腰が反るためお腹が飛び出ます。
内臓が収まるスペースが少なくなるのですからお腹が出て当然です。
もう力でギューって押し込むしかないわけです。
押し入れの奥を片付けないで
ギューって押し込んで襖を閉めるのと同じ。
そしてたとえ骨盤をなんとか立てたとしても
太ももの骨は内側に向こうとしてしまいます。
そのまま立っていたら内股になりそうなのでつま先を外側に向けることで無理やり解消させます。
そのひねりをキープするためには脚に力を入れておかなきゃ無理です。
だから膝に力を入れます。いえ、入ります。
そしてこの立ち方は両膝の間に隙間ができ外側に体重がかかるので
膝を引き寄せ母指球に乗らねばならないってことになるわけです。
そりゃ母指球痛いです。

だけどそうしないとね、パッカーンと膝が開いちゃうわけです。

そう
バランスが悪いのをごまかしごまかし力をいれることで調整して立っているということなのです。

さらに怖いのは
バランスが悪いせいで膝が開いたり外に体重がかかりやすいのに
筋力が弱いのよ!って
さらにギューって力を込めて頑張ること。


あのね
体が勝手にバランスをとるのは
重力に対してその方向が正しいと体が判断したから。
膝がパッカーンと開いて見た目が悪くても
そうなったほうがいくぶん体にはマシなんですよ。
それを力で違う形に変えちゃうのって体に良いわけないんです。


私がなぜこのようないまだに信者が多い姿勢と歩行に疑問を持ったのかというと

体が「それ、違うんじゃない?」って教えてくれたから。
見た目は綺麗になるけど体は楽ではなかったから。
その時から体が楽で見た目も綺麗な姿勢と歩行にこだわり
どんどん健康オタクになっていきました^ ^


Noriko式は
体のバランスをとることをちゃんとやります。
それができるようになると脚の形は良くなるし
力なんて入れなくても綺麗な姿勢で立てるんです。
ごまかしなんて必要がなくなるんです。
体全体が楽。歩いていたら気持ちがいい。
だから私はハイヒールもまだまだ履けますよ!

体の声を聞いていたらそんなスキルになった。

それだけです。

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(大阪府 / 姿勢・歩き方コンサルタント)
YURUKUウォーク 代表取締役

人生100年時代の歩き方を提唱する専門家

不調や体型悪化の原因となる"ねじれ"と"感覚のズレ"の修正で、根本的な改善を目指す、ツラいトレーニングゼロのメソッドYURUKUを考案。これまで3万人以上を指導。足作りへのこだわりが高じ、足用矯正具で特許を取得し、姿勢・歩き方矯正商品の開発も行う。