- 佐藤 陽
- FPオフィス ケルン
- 千葉県
- ファイナンシャルプランナー
対象:住宅資金・住宅ローン
- 伊藤 誠
- (ファイナンシャルプランナー)
- 伊藤 誠
- (ファイナンシャルプランナー)
新年あけましておめでとうございます。
新年の最初は初心に戻るという意味も込めて、僕がなぜ住宅ローン専門FPを目指したのかというお話を2回くらいでちょっと触れたいと思います。(今さらかもしれませんが・・・)
大学卒業後、新卒で入社したのは皆さんも名前を知っている大手のハウスメーカーでした。
第一希望の会社でした。
大学受験で志望校に落ちて、滑り止めのつもりで受験した学校に入学して、心のどこかに「自分って目標を達成できない、頑張りの足りない人間だな」なんて感じていました。
そういった意味では就職活動は希望通り、意気揚々と達成感を感じながら入社したことを覚えています。
「夢のマイホームを実現するお手伝い」をする仕事にとてもやりがいと希望を感じていました。
でも、現実は営業ですから、毎月の数字という現実を付きつけられる厳しい側面もある仕事です。
当然、研修を受けて配属されたといっても、すぐに実践でその知識が活用できるわけもなく、先輩に指導してもらいながらのスタートです。
消費税が3%から5%に上がった直後のタイミングで、展示場も来場者が少ない時期ではありましたが、毎月、見込客を見つけることができ、具体的な提案をする機会に恵まれました。
提案の中には資金計画も含まれます。
現金で購入するというお客様もいますが、やはり住宅ローンを利用される方がほとんどです。
「今回のプランですと借入がいくらで毎月の返済額はいくら位になって、今の家賃と同じくらいですね」などと提案していました。
正確に言うと「今の家賃と同じくらい」になるように自ずと変動金利で試算することが多かったと思います。
最初の頃はそれが当たり前のように繰り返していましたが、経験を積んでくると
「他社と差別化したり、お客様の気持ちを掴む提案って何かできないのかな」なんて思うようになりました。
その時に目を付けたのは「住宅ローン」でした。
改めて地域の金融機関の住宅ローン商品の情報収集を始めました。
それまであまり調べたこともなかった金融機関も含めてです。
当時「金融自由化」などと言われ始めた頃でしたが、金融機関ごとの金利や商品の違いもあまりない状況(に自分には思えました)で、
「住宅ローン」の提案=少しでも低い金利の金融機関を紹介すること
と短絡的に捉えていた自分にとってはあまり差別化には使えないと感じていました。
その時は住宅ローンでの差別化は無理かなと感じて、あきらめた経緯がありました。
その後、再び住宅ローンに着目し始めたきっかけは自分の人事異動と自宅購入のタイミングでした。
続きは次回に
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