どうして辛い過去にこだわってしまうんだろう・・・ - 夫婦・家庭の不安 - 専門家プロファイル

中西 由里
ふぃ~めぇる・みしま 
静岡県
夫婦問題カウンセラー

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閲覧数順 2024年04月18日更新

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どうして辛い過去にこだわってしまうんだろう・・・

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夫婦問題 DV・モラハラ・浮気

こんにちは(^^♪

見えない気もちをビジュアル化する夫婦問題カウンセラー:中西由里です。

 

 

 

「ときに過去は忘れられないもの

 

ときに過去は何としても忘れたいもの」

 

 

~海外ドラマ「グレイズ・アナトミー」より引用~

 

 


過去の辛い出来事にしがみついてしまうことってありますよね。

 

例えば、夫の浮気。

 

自分を裏切った夫とやり直すと決めたのに、そのときの記憶を忘れられない。

 

もういい加減忘れたいのに、どうしても忘れられない。

 

すごく苦しい。

 

でも、よくよく思い返してみると、苦しい記憶をたぐり寄せては、自分から進んで苦しもうとしているような気がする・・・

 

こういうケース、結構あるんです。

 


一体どうしてわざわざ自分を苦しめるようなことをしてしまうのでしょうね?

 

忘れてしまえば、楽になれるでしょうに・・・

 


実は、これは自分を守ろうとしているからなんです。

 

もう二度と同じ傷を心に負わなくても済むように

 

「忘れちゃダメだよ。忘れると、また同じ目に遭うよ」

 

って、自分に言い聞かせているんですね。

 


そして、もうひとつ考えられること。

 

それは、幸せになることを自分に禁止しているということです。

 


不思議に思われるかもしれませんが、辛い経験をしたり、酷い環境に身を置いたりすると、自分のことを卑下したり、自分を責めてしまうことがあるんです。

 

あまり良い例えではないのですが、電車で痴漢にあった女性が

 

「私に隙があるからいけないんです」

 

って、まるで自分に非があるかのように思ってしまうことってありますよね。

 

その女性は全くの被害者なのに

 

「こうなってしまったのは、すべて私が悪いんです」

 

って。

 


「こんな目に遭うのは、私が悪いからなんです」

 

って自分を責めてしまうと

 

「こんな悪い私は、幸せになるには相応しくありません」

 

って感じてしまって、幸せにならないようにするために不幸な過去に固執してしまうんです。

 

辛い過去を記憶のどこかから引っ張り出してきては

 

「ほらね、やっぱり私には幸せなんて似合わないのよ」

 

って、まるで自分が幸せを得るのに相応しくないことを証明するかのように、辛い記憶にこだわってしまうんです。

 

 

もし、こんな理由から忘れたいことをいつまでも忘れることが出来ないのであれば

 

「こんな悪い私は、幸せになるには相応しくありません」

 

っていう思い込みに疑いの目を向けてみてくださいね。

 

「私は幸せになってもいいんだ」

 

って自分で思えることが、辛い過去から解き放たれることに繋がるかもしれません。

 

そして傷ついた心のケアも、どうぞお忘れなく(^^♪

 

 

 

すべての女性をヒロインに

ふぃ~めぇる・みしま 代表 中西由里 でした。

 

 

 

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