「個人面談」を「仕組み化」する時に気をつけることとは? - 人材育成全般 - 専門家プロファイル

松下 雅憲
株式会社PEOPLE&PLACE(ピープルアンドプレイス) 代表取締役
東京都
店長育成・販売促進ナビゲーター

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対象:人材育成

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「個人面談」を「仕組み化」する時に気をつけることとは?

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「個人面談ってどういう効果があるんですか?話をするのならばミーティングでも同じじゃあ無いんですか?」

個人面談では、あなたが話す時間は20%しかありません。後の80%はパート・アルバイトに与えられているのです。あなたは、20%の時間の中で、相手の本音を引きだし、「その気」にさせることが求められます。それが、店長に求められている「個人面談」です。

多くの店長は、ミーティングでも、面談でも「自分の想い」や「伝えねばならないこと」を一生懸命に語ります。かく言う私もその一人でした。松下と言えば「話が長い・・・」の代名詞でした。でも、この「長い話」って一方的な話になりがちです。つまり、単に相手に自分が話したいことを語っているだけ・・・・

確かに自分の想いを伝えることも、会社の施策を説明することも大切です。しかし、それよりも前に「パート・アルバイトが考えていること」を聴くことをないがしろにしたら、彼らは考えることをしなくなってしまいます。よく「うちのバイトは何も考えていない」とぼやく経営者がいます。違うのです。「考える機会を与えていない」いや「考える権利を奪っている」のです。

「やる気」を引きだして「その気」にさせるのが店長の仕事です。その為に必要な会話は、伝えることは20%で十分なのです。80%聴けば自然と「やる気」が出てきます。やる気が無くなったり、その気にならないのは、あなたが話しすぎるからです。

「ああ~あ、今やろうと思ったのに~」
「その話もう聞き飽きました」
「ああ~長いなあ~めんどくさいなあ~」

あなた自身もこう考えたことがあるでしょう?
この時、あなたは相手の話を全て聴いて理解して共感しましたか?
しませんよね。と言うことは、あなたの話が長かったり一方的だった時・・・相手も同じ事を感じている可能性があるのです。

「わかった?」
「俺の話し聞いている?」
「人が話している時はちゃんと聞け」

にもかかわらず、相手の反応が悪いと、こう言うことを言ったりします・・・

個人面談を「仕組み」にする時は、まずはこの自分勝手な自分軸思考回路を改良しなければなりません。
この思考回路のままで「仕組み」にしちゃうと、パート・アルバイトはどんどんやる気を失いますよ~

 

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