１日１００gダイエット　太ももを鍛えて痩せる！　若返りホルモン活用術

隙間時間にスクワットをする事で痩せていきます。下半身を鍛えると痩せホルモンが分泌され、ダイエットをサポートしてくれるのです。
隙間時間を活用してダイエットライフを楽に乗り切りましょう！

以前、「脳内革命」という本が、１００万部をこす大ベストセラーになりました。著者の丸山先生は御歳７０歳を超えて、体内年齢２０代をキープしているそうです。見た目年齢も２０代とはいかないまでも、かなりお若く見えます。前回、成長ホルモンのお話をさせて頂きました。今回はその続きです。
成長ホルモンはダイエットに有効なホルモンであると同時に、アンチエイジングのマスターホルモンです。アンチエイジングは日本では若返り・美容のイメージが強いのですが、本来の目的は、老化に伴う疾病を未然に防ぐ「予防医学」です。国民皆保険ではないアメリカで発展してきました。日本でも最近この予防医学が注目されていて、今後は予防医学が中心となってゆくと言われています。
成長ホルモンが分泌されるタイミングは「寝ている時」と「運動後」です。そこで、どのように運動するとダイエットに有効か？・・をお話致します。
まず、筋トレ等の無酸素運動（レジスタンス運動）をします。その後１５分程してから、有酸素運動（ジョギング・ウォーキング・ヨガ等）をしましょう。
筋トレをすると筋繊維が壊れます。これを修復するために、成長ホルモンが分泌されます。成長ホルモンには脂肪や糖（グリコーゲン）の分解を促進してくれる作用があり
体重減少の手助けをしてくれます。二足歩行をおこなう大きな筋肉が下半身にあるため、下半身を鍛えるのが効率的なのです。

しかし、運動の順序を反対にしてはいけません。ダイエット効果が出にくくなります。
その理由は、有酸素運動が先で無酸素運動を後におこなうと成長ホルモンがでにくいからです。（春山説　他文献で有酸素運動でも１時間後に分泌される説あり）

アンチエイジングの分野では、下半身の筋肉細胞から分泌される「マイオカイン」というホルモンに注目します。このホルモンは下半身（お尻の筋肉・ももの前側裏側の筋肉・ふくらはぎの筋肉）の筋肉で、しかも新しくできた筋肉細胞からしか分泌されません。若さは下半身の強さに比例します。８０歳でエベレスト登頂に成功した三浦雄一郎さんをみても納得できますね。彼は足首に1.7kgの重りをつけて生活しているそうです。アニメのキャラクターのようですね。
私は、ダイエットカウンセラーであると同時にアンチエイジングのコンサルタントもしています。スポーツインストラクターとして身体からのアプローチだけでなく理論に基づいた指導もさせて頂いています。婦人科の病気のために早く閉経し女性ホルモンの分泌がないにもかかわらず、ー１０歳の見た目年齢を維持し心身ともに健康です。

よく生徒さんから「痩せたい、痩せたい・・」と連呼されますが、痩せることより、美しくあることが重要です。綺麗ごとに聞こえるかもしれませんが、見た目だけでなく心の美しさがより重要です。資産○○億の実業家の方がこのように話していました。「綺麗、可愛いで通用するのは３５歳まで。それ以降は内面を磨かないとに“いい男・いい人は寄ってこないよ。」もっともです。逆に言えば、素敵な人には、素敵な人が寄ってきます。ただお人好しにはなりすぎないように。自戒を込めてのアドバイスです。