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中山おさひろ
東京都
起業コンサルタント

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閲覧数順 2016年12月03日更新

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デイサービスのコンビニ化が進む

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 これから起業を目指す人の中には、介護のデイサービスで開業を考えている人が少なくありません。わが国は高齢化が急速に進んでいる上に、何らかの病気で介護を必要とする高齢者は大勢います。デイサービスは、そのような高齢者を一時的に預かって、家族の負担を減らすためのサービスです。

 一方で、せっかく開業したデイサービスを廃業する経営者も少なくありません。デイサービスは、国の介護保険を利用したサービスなので、間違いなく収益を上げれるビジネスと考え開業する人がほとんどです。確かに、入金は間違いないのですが、現在問題になっているのは、施設で働くスタッフ不足です。

 介護の仕事は、人を相手にする仕事ですから、たいへん神経を使う仕事です。その割りに給料が安いため、スタッフの移動がとても激しい仕事でもあります。施設によっては、経営者が現場で介護するケースも決して珍しくありません。確実な利益にばかり目を向けていた経営者の中には、スタッフ不足で廃業する人も大勢います。

 特にデイサービスは、認知症患者の方が増えています。進行した認知症の場合、ほとんど人間として我慢をする糸が切れたような状態の人です。ご家族に代わって一時的に預かり、その報酬として利用料金を頂くのですが、仕事としてはとても厳しい仕事と考えて間違いありません。

 現在、人気になっているフランチャイズでのデイサービスの場合、一時的に24時間体制でこの患者さんを預かっているところもあります。このようなフランチャイズ加盟店では、スタッフ集めにたいへんな苦労をしています。スタッフがいないときには、加盟店オーナー自身が夜間勤務をしています。

 このような現実は、デイサービスがコンビニ店経営に似てると思わせます。コンビニも確実に収益の上がるビジネスでした。同時に、コンビニ残酷物語と言われ、親の死に目にも会えないハードな仕事とされています。全国にデイサービスの件数が増えるに従って、たいへん厳しい仕事であることが、知られるようになっています。

【一言】
 わたしは、自分が起業や新規事業のコンサルタントをする一方、介護とWebsite 作成に関しては、二人の方に情報を教えてもらう利用者でもあります。介護でよく話題になるのが、フランチャイズに加盟してデイサービスを開業するよりは、一度施設のスタッフとして働いて、その上で自力で開業する方が、堅実な経営ができるのではないかと言うことです。今のデイサービスでは、加盟金やロイヤリティを支払っての開業は、リスクが多すぎるような気がします。

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