誰にも止められないコンビニ出店攻勢の被害者 - 独立開業全般 - 専門家プロファイル

中山おさひろ
東京都
起業コンサルタント

注目の専門家コラムランキングRSS

対象:独立開業

藤 拓弘
藤 拓弘
(経営コンサルタント)
渕本 吉貴
渕本 吉貴
(起業・資金調達・事業再生コンサルタント)
中山おさひろ
(起業コンサルタント)
中山おさひろ
(起業コンサルタント)

閲覧数順 2016年12月10日更新

専門家の皆様へ 専門家プロファイルでは、さまざまなジャンルの専門家を募集しています。
出展をご検討の方はお気軽にご請求ください。

誰にも止められないコンビニ出店攻勢の被害者

- good

  1. 法人・ビジネス
  2. 独立開業
  3. 独立開業全般
 セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマートの3社が、最高益を更新し続けるコンビニ業界。サークルKサンクス、ミニストップと合わせた大手5社は、14年度も新規出店数が4800店と過去にない出店を続けます。13年度は3000店でしたから、出店攻勢のテンションはますます高くなっています。

 これほど出店しますと、当然既存店とのお客さんの奪いは熾烈になります。そのため、14年度に1600店もの閉店するフランチャイズ加盟店を生むことになります。売れ行きによい加盟店にはどんどん商品を持ち込み、売れない加盟店は容赦なく閉店させる、コンビニ商法は全開状態が続いています。

 既に、大都市圏ではライバル会社と消耗戦ばかりでなく、同じ本部同士の加盟店が消耗戦を続けるようなケースさえ増えています。今やコンビニ店の商圏人口は、2000人を割っても大丈夫と本部はみているようです。加盟店にとって、自分の店舗以外周辺のコンビニ店は、全て敵といった状態になっています。

 本部の商品開発力は素晴らしく、ヒット商品のドリップコーヒーは、周辺のコーヒーショップからお客さんを奪う力があります。中高年や女性顧客のニーズを掴む商品が並び、プライベートブランド品はマスコミがこぞって取り上げるほど人気を集めます。これだけ商品力があるのだから、売れるはずと言うのが本部の言い分。

 加盟店オーナーは24時間営業でクタクタです。コンビニを巡る環境は大きく変わっていて、ネット広告にコンビニ店オーナー募集の広告がやたら目立つようになりました。就職環境が好転していることもあって、コンビニ店オーナーになる人は、会社への就職が難しい中年層の人たちばかりです。

 就職環境の好転によって、アルバイトスタッフ募集をしても人が集まらなくなっています。深夜は強盗事件が相変わらず頻発していますし、バイト料も高くなっていないことが原因です。どんなにコンビニが儲かるビジネスであっても、現場で働く人が集まらないことには開店することができません。

 何かしら、コンビニ店営業の枠組みを大きく変えることができないで、現状のままでは加盟店オーナーの仕事だけが増えるだけ。本部も、株主や市場の期待があって止めるに止められない状態です。このままでは、どこかで加盟店オーナーの不満が爆発します。既に、本部を訴えている加盟店は、相当数に及んでいますが。

このコラムに類似したコラム

起業での失敗例が役に立つ時代 中山おさひろ - 起業コンサルタント(2014/01/12 20:25)

人口が多いから起業が楽と言うわけでもない 中山おさひろ - 起業コンサルタント(2014/01/10 20:06)

政治も起業も、アマチュアは問題ですか? 中山おさひろ - 起業コンサルタント(2013/12/19 20:33)

ポジショニングを知るために地道な調査 中山おさひろ - 起業コンサルタント(2013/12/15 20:20)

幸運な物件に出会うタイミングを探すために 中山おさひろ - 起業コンサルタント(2013/12/11 20:40)