投資家に向く人、向かない人 〜メルマガより〜 - 不動産投資・物件管理全般 - 専門家プロファイル

中村 嘉宏
株式会社イー・エム・ピー 代表取締役
東京都
宅地建物取引主任者

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対象:不動産投資・物件管理

中村 嘉宏
(宅地建物取引主任者)
中村 嘉宏
(宅地建物取引主任者)

閲覧数順 2016年12月02日更新

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投資家に向く人、向かない人 〜メルマガより〜

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日々、思うこと。
【EMPメルマガバックナンバー 2004/4/11号】

経営の神様・松下幸之助さんの短文を集めた『道を開く』
(発行元:PHP研究所)という本の中に書かれた、
「体験の上に」という短文をご紹介します。

『ここに非常な水泳の名人がいるとする。そしてこの名人から、
 いかにすれば水泳が上達するかという講義を聴くとする。
 かりに三年間、休まず怠らず、微に入り細にわたって
 懇切丁寧に講義を受け、水泳の理を教えられ、泳ぎの心がけをきかされる。

 それでめでたく卒業のゆるしを得たとする。
 だが、はたして、それだけで実際に直ちに泳ぎができるであろうか。

 いかに成績優秀な生徒でも、それだけですぐさま水に放りこまれたら
 どうなるか。たちまちブクブク疑いなし。

 講義をきくだけでは泳げないのである。

 やはり実際に、この身体を水につけなければならない。
 そして涙のこぼれるような不覚の水も飲まねばならない。
 ときには、死ぬほどの思いもしなければならないであろう。

 そうしてこそ水にも浮けるし、泳ぎも身につく。
 体験の尊さはここにあるわけである。

 教えの手引きは、この体験の上に生かされて、はじめてその光を放つ。
 単に教えをきくだけで、何事もなしうる錯覚をつつしみたいと思う。』


不動産投資はすなわち不動産賃貸業であり、
それを行う人は一般の企業の社長・オーナーと同じように「企業家」です。

「企業家」にもっとも必要な素養は何かと言えば、
それは「先見性」と「決断力」です。
「情熱」や「行動力」、「忍耐力」も必要ですが、
多くの経営者が第一の素養に先の2つを上げます。

もちろん資金力や信用力の問題もあるので、
誰もが企業家になれるわけではありません。

不動産投資に「事業の将来性」を見極める力はそれほど重要ではないので、
個人的には「先見性」より「決断力」が必要な素養だと思います。

「この物件ならいいのか、悪いのか」
「買う(売る)のか、買わ(売ら)ないのか」「いくらなら買う(売る)のか」。

その場面場面で決断をしていかなければなりません。
しかも、いい投資対象は誰が見ても同じですから「スピード」も要求されます。

躊躇する人、リスクを取れないもしくはリスクの前に立ちすくんでしまう人、
このような人は企業家には向きませんし同様に投資家にも向きません。
(もちろん、リスクを考えず投資を行うのは「ただの蛮勇」ですが。)

ユニクロの柳井正さんの著書に『一勝九敗』という本があります。
その本には
ユニクロが如何に多くの失敗(試行錯誤)をしているかが記されています。

真剣に考えて、決めたら猛スピードで実行し、
ダメだと思ったらすぐ引返すことの重要性が書かれています。
この本を読むと、ユニクロの強さの根源は「スピード」
「実行力・行動力」「リスクを恐れぬ勇気」だとわかります。

大家さん志願者にとって、
勉強することも 投資対象選定を厳密に行うことも必要ですが、
それだけをやっている人・実行に移さない人は、
いつまでたっても「投資家」にはなれません。

自分が投資家に向かないと思う人は、
「不動産には手を出さない」というのも立派な判断だと思います。

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