辰巳 いちぞう(経営コンサルタント)- コラム「強みや差別化はどこから始まる?真似されにくい差別化とは」 - 専門家プロファイル

辰巳 いちぞう
今すぐやれることから、企業のリソースを活かした営業支援を実行

辰巳 いちぞう

タツミ イチゾウ
( 東京都 / 経営コンサルタント )
株式会社SGOソリューションズ 
Q&A回答への評価:
4.8/5件
サービス:0件
Q&A:15件
コラム:45件
写真:0件
お気軽にお問い合わせください
03-5326-3618
※お電話の際は「"プロファイル"を見た」とお伝え下さい。
印刷画面へ
専門家への個別相談、仕事の依頼、見積の請求などは、こちらからお気軽にお問い合わせください。
問い合わせ
専門家への取材依頼、執筆や講演の依頼などは、こちらからお問い合わせください。
取材の依頼

強みや差別化はどこから始まる?真似されにくい差別化とは

- good

経営者・管理職向け 顧客志向のソリューション営業 2010-08-23 06:50

「強み」の発揮はどこから始まるのでしょうか。


先日、こんな事がありました。

「辰巳さんはお仕事、何をされてらっしゃるのですか?」

社用車探しで行った神奈川トヨタという自動車ディーラーで聞かれたのです。


しょっちゅうクルマを買うわけではないですが、なぜそんなことを?と
思いました。


「なぜそんなこと?」

とお聞きしたところ、面白い回答が。「お仕事の内容がある程度分かれば、

おすすめ出来る車種がイメージ出来るからです。
社用車だからと行ってバンだけではありませんし、職種によっては
おしゃれなクルマの方がいい場合もありますよね。」



ほほう、面白いことをおっしゃるなと。



思えば、これは当たり前のコミュニケーションで、提案型営業では
相手のことを知るというのは、セオリーではあります。

自動車購入というと、モノは変わらない。だから安いところで・・・
というのが一般的。


しかしこの方は「製品の強み」だけでなく、出会ったときから他と
違うことをしようというこだわりを感じます。


差別化や、強みの発揮が契約前工程から始まっているのです。


これはなかなか真似できません。
カタログになど乗らない差別化ですから。




まとめるとこうです。

□ 差別化・強みは製品やサービスの姿形のみあらず。出会った時から
差別化は始まっている。

□ つまり、差別化や強みの発揮ポイントは最初の工程から
存在するのである。

□ 差別化や強みの発揮ポイントが前工程に来れば来るほど、
表面化しにくい。つまりマネがしづらくカタログに載らない差別化となる。



「自社の強み」を一度見直してみるのはいかがでしょうか。

 

 

 

プロフィール評価・口コミ対応業務経歴・実績連絡先・アクセスQ&Aコラム