対象:ペットの医療・健康
3歳3ケ月、2.5キロ、室内飼い、メスのチンチラです。普段特に変わった様子もなかったのですが、先日、年に1度の血液検査を行った結果、赤血球とGPTの数値が高く、又、心音に雑音あり、心筋症の疑いがあると言われました。数日後レントゲン検査を行った結果、右側の心臓が少し肥大、肺動脈(心臓右側)が腫れており、やはり心筋症だろうと診断されました。(タウリン欠乏によると説明あり。)心筋症についてインターネットで調べるうち、症状の1つの、口を開いて呼吸を時々していました。獣医からは、血栓が出来にくくなる薬を投与され、また、タウリンを多く摂取させるよう指示がありました。現在の餌は動物病院推奨のドライフードでタウリン10%以上含有と記載あります。以前獣医から「給餌は日に2度、1度に食べた量が必要量なので、残してもすぐに皿を片付けるように。」と指示があり従ってきました。ただうちの猫は1度に食べる量が非常に少なく(標準1日必要量48gに対し1日の摂取量は20〜25g程度)摂取量の少なさが原因で心筋症になったのでは?と思ってしまいます。勝手ながら、ここ数日いつでも自由に食事がとれるよう餌を置いたままにし、1日35g〜40g摂取するようになりました。この方法が良いことなのでしょうか?また食事以外にタウリンのサプリメントを与えた方が良いのでしょうか?心筋症は完治せず急激に悪化する病気と聞いておりますが、どうにか進行度合が遅れて欲しいです。今後どのようなケアを行えばいいのでしょうか?アドバイス頂けますよう、よろしくお願いいたします。
にゃんこ同盟さん ( 広島県 / 女性 / 43歳 )
回答:1件
RE:猫の心筋症について
猫の心筋症には大きく分けて肥大型心筋症、拡張型心筋症、拘束型心筋症があります。タウリン欠乏が原因となり発症するのは犬の拡張型心筋症です。猫では肥大型心筋症がほとんどで、原因はタウリン欠乏ではなく遺伝的な原因があるといわれています。ですから、ご心配されている食事環境と今回の心筋症は関係が無いかと思います。
ご質問の猫さんは拡張型心筋症との診断だったのでしょうか?
これらの心筋症はレントゲン検査だけでは分類することが難しく、今後の治療のためにも正確な診断が必要となるため、まだ行ってないのであれば心臓の超音波検査をお勧めいたします。3つの心筋症では治療法や進行程度も異なります。治療には病気の進行を遅らせるために心臓を楽にさせる薬を投与したり、運動を制限することになります。何よりもまず心筋症の分類をすることが優先されると思いますので、かかりつけの動物病院に相談されることをお勧めいたします。
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