対象:教育資金・教育ローン
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外資系保険会社の学資保険を検討しています。
払い込み金額に対して戻り率が100%を超える貯蓄型の保険なのですが、積立途中に保険会社が撤退や破綻した場合、どうなってしまうのでしょうか。
kuroにゃんこさん ( 神奈川県 / 女性 / 32歳 )
回答:3件
まずは破綻しそうな保険会社を選ばないことです
こんにちは。生保16社、損保6社を取り扱う総合保険代理店ファイナンシャルアソシエイツの藤井です。
まず、貯蓄性の保険であれば、その会社の財務内容をチェックして、潰れる可能性の少ない保険会社選びをすることが肝心です。
もし、その会社が日本から撤退するということであれば、どこかの会社がその後を引き継ぐことになるでしょうから、契約自体に問題はないと思います。
もし、破綻ということになりますと状況は違ってきます。
ただし、「生命保険契約者保護機構」という制度があり、これにより、生保が破綻した場合も、途中で解約したときに支払われる解約返戻金(正確には責任準備金)の9割まではで補償されることになります。
契約時の予定利率が変更されるケースもありますので、どれくらいの実害になるかはその時点になってみなければ分かりませんが、それまでに支払った保険料が全く無駄になるということはありません。
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釜口 博
ファイナンシャルプランナー
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保険会社破綻時の処理スキーム
kuroにゃんこ 様
ご質問をいただきまして、ありがとうございます。
保険実務に強いファイナンシャルプランナーの釜口です。
よろしくお願いいたします。
保険会社が破綻した場合、貯蓄性の高い保険は、削減額が大きくなる可能性があります。
具体的には、「責任準備金の削減」+「予定意利率の引下げ」というダブルパンチになる可能性があるのです。
以下は保険会社が破綻した場合の生命保険契約者保護機構についてのコラムです。
参考になれば幸いです。
http://profile.allabout.co.jp/pf/bys-planning/column/detail/38688
学資保険を貯蓄という考え方でご検討の場合は、他の金融商品(保険も含む)と比較しましょう。
学資保険が有利だとは言えません!
ご不明な点などがございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。
http://www.bys-planning.com/
ファイナンシャルプランナー
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あえてご心配な会社を選ぶ?
kuroにゃんこさん、はじめまして。
株式会社くらしと家計のサポートセンターです。
日本で営業している保険会社はすべて「生命保険契約者保護機構」に入っています。
http://www.seihohogo.jp/
破たんした場合はその時点での責任準備金(ほぼ解約返戻金)の90%はこの機構で保障されています。
破たん時の財務状況によっては予定利率の引き下げなども過去にはありましたが、
今はそれほど予定利率も高くないので、それほどの影響はないでしょう。
よってもし破たんしたら満期の金額は減ることにはなるでしょうね。
しかし外資の場合ですと、破たんする前に他の会社に譲渡されることになるでしょう。
その場合は影響ないかもしれません。
学資保険に加入するということは保険会社に運用を託すということです。
しかし全額が運用に回るのではなく、保険関係費用を差し引いた分です。
あえてご心配な会社に託す必要もないと思いますよ。
できればご自身で運用されてはいかがでしょう。
そうすれば全額が運用に回ります。
お子さんのための大切な教育資金です。
ご夫婦で運用の勉強も兼ねて育ててみるといいと思いますよ。
株式会社くらしと家計のサポートセンター
http://www.fpwes.com/
(現在のポイント:-pt)
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