財務諸表監査にて発見された不備の取り扱い - 会計・経理 - 専門家プロファイル

専門家の皆様へ 専門家プロファイルでは、さまざまなジャンルの専門家を募集しています。
出展をご検討の方はお気軽にご請求ください。

注目のQ&AランキングRSS

対象:会計・経理

財務諸表監査にて発見された不備の取り扱い

法人・ビジネス 会計・経理 2009/05/05 16:09

財務諸表監査において発見された不備は内部統制においても不備となることは認識しておりますが、監査法人より不備であると指摘された内容について内部監査担当として再度検証・評価する必要はあるのでしょうか?監査法人より不備と指摘された内容については、経理担当より説明しそれでも不備ならば会社として不備と認めざる負えないのではないでしょうか

内部統制男さん ( 神奈川県 / 男性 / 43歳 )

回答:2件

監査法人とよく相談する必要があると思います

2009/05/05 20:43 詳細リンク

こんにちは。
あくまで一般論ですが、内部監査担当としては、経理上の不備についても当然守備範囲に入ってくる、ということであれば、一義的には経理部へ振るのでしょうが、内容については理解しておく必要はあるでしょう。
しかし、そこで内部監査で必要以上に抱えて時間をかけることは一般的ではなく、速やかに経理部へ伝えて、説明させ、監査法人の意見に従って、直すべきを直す。
監査法人の指摘通りであれば、今後の経理においても同じ誤りをしない、ように事務処理手順を直す、整えるのが内部統制のお仕事、ということになるでしょう。
監査法人の本来の職務、と、監査を受ける企業の間の関係において、正すべき襟を正すべき、という点はもちろんでありますが、
監査法人の指摘通りの不備、であっても、一般には不備とならないような対応方法を相談したうえで、監査意見書には書かないで済むよう話し合う、ことが多いと思いますが。
そのあたりは監査法人とよく話し合うことが大事だと思います。
その結果がどうなるかは、保証は出来かねますが。
お答えになってますでしょうか。

回答専門家

運営 事務局
運営 事務局
(東京都 / 編集部)
専門家プロファイル 
03-6869-6825
※お電話の際は「"プロファイル"を見た」とお伝え下さい。

登録している専門家やQ&Aやコラムといったコンテンツをご紹介

専門家プロファイルに登録をしている皆様の記事や、Q&A、まとめ記事など編集部でピックアップしたものを定期的に配信していきます。よろしくお願いいたします。

運営 事務局が提供する商品・サービス

レッスン・教室

記事制作に関するご相談

記事制作に関するご相談

質問やお悩みは解決しましたか?解決していなければ...

※あなたの疑問に専門家が回答します。質問の投稿と閲覧は全て無料です。
高橋 聡

高橋 聡
公認会計士

1 good

不備の内容を吟味する必要があります

2009/05/06 18:30 詳細リンク

初めまして、公認会計士の高橋と申します。
久川先生のご回答と重複する部分もございますが、私見を述べたいと思います。
一口に「不備」と言いましても、財務報告の信頼性に与える影響により「重要な欠陥」になるものとそうでないものがあります。まずは、監査法人との協議によりまして、当該不備が財務報告の信頼性を損なうような「重要な欠陥」となりえるものか否か、検討する必要があります。仮に「重要な欠陥」となるものであれば、会社としては早急に是正措置を講じる講じる必要があり、期末日までに是正されていれば、内部統制は有効と判断されます。また、期末日後に是正措置を講じた場合には、この是正措置については内部統制報告書及び内部統制監査報告書において開示されることになります。
さて、ここでさらに問題となるのは、内部監査も内部統制の一環ですから、このような「重要な欠陥」が内部監査によって発見・是正されなかったこと自体が「重要な欠陥」であると捉えられる可能性もあります。その場合には内部監査の計画立案、実施手法等を抜本的に見直す必要性が生じるでしょう。
一方、当該不備が、財務報告の信頼性には影響を与えない、又は与えたとしても軽微であると判断される場合には、内部統制としては有効であるとの結論になります。ただ、「不備」の内容によっては何らかの是正措置を講じることも検討する必要性があります。
最後になりましたが、内部統制報告制度は今年度(平成21年3月期)が初めてであり、監査法人においても十分なノウハウを蓄積していません。担当者によっては、「不備」と言いながら、よくよく調べてみると全く的外れな指摘をして来る可能性も十分にあります。まずは監査法人と十分な協議を行うことをお勧めします。会社として「不備」であるとの認識を持っていないということでしたら、監査法人担当者に対して十分な説明を行うことも必要です。
以上、ご参考になれば幸いです。

(現在のポイント:-pt このQ&Aは、役に立った!

このQ&Aに類似したQ&A

四半期レビューの分析について minchanさん  2009-02-16 10:19 回答1件
夫の個人事業で専従者の妻が起業する場合 おとしさん  2011-06-28 17:00 回答1件
親からの運転資金の借り入れ joncoさん  2010-11-22 18:05 回答1件
設立予定の新会社の立替金について konayuriさん  2010-08-31 15:46 回答1件
専門家に質問する

タイトル必須

(全角30文字)

質問内容必須

(全角1000文字)

カテゴリ必須

ご注意ください

[1]この内容はサイト上に公開されます。

  • ご質問の内容は、回答がついた時点でサイト上に公開されます。
  • 個人や企業を特定できる情報や、他人の権利を侵害するような情報は記載しないでください。

[2]質問には回答がつかないことがあります。

  • 質問の内容や専門家の状況により、回答に時間がかかる場合があります。
気になるキーワードを入力して、必要な情報を検索してください。

表示中のコンテンツに関連する専門家サービスランキング

対面相談

後継者がいない!事業承継安心相談

事業承継に備えて、早めに準備しましょう

大黒たかのり

大手町会計事務所

大黒たかのり

(税理士)

対面相談

自社株式の相続税・贈与税をゼロに!

本当に税金かからないの?新事業承継税制について疑問に思っていることなど気軽に相談してみませんか。

大黒たかのり

大手町会計事務所

大黒たかのり

(税理士)

セミナー

リーダー育成研修 ただ聴くだけの研修なんかじゃない!

考えて行動するリーダーのための考えて 行動する研修

丸本 敏久

株式会社メンタル・パワー・サポート

丸本 敏久

(心理カウンセラー)

対面相談 IT無料改善診断サービス
田中 紳詞
(経営コンサルタント/ITコンサルタント)