対象:住宅資金・住宅ローン
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6月に結婚を控えています。彼は42歳、私は32歳です。
最近今後の家計管理、ライフプランについて少しずつ話をするようになりました。
そこで気になる点が1つ。
私は地方暮らしのためか「いつかはマイホーム(戸建、マンション)を持つもの」と考えていますが、彼の方は「そんなお金はない」の考えのようです。
彼の収入は年収1000万弱で、私は距離的な問題で結婚を機に退職をします。今後は子供も欲しいと考えており、パート程度の仕事を視野に入れています。
ちなみに場所は関東方面です。
『一生賃貸』という選択もあるのでしょうか。
私は「一生お家賃を払い続ける」ことに対してセカンドライフに不安があります。
よろしくお願いします。
カモミールさん ( 神奈川県 / 女性 / 31歳 )
回答:3件
渡辺 行雄
ファイナンシャルプランナー
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持ち家か一生賃貸か
カモミールさんへ
はじめまして、個別相談を専門に行っています、ファイナンシャル・プランナーの渡辺と申します。
推測ですが、彼氏さんの『そんなお金はない。』というのは、頭金相当額としてそんな大金を持ち合わせてはいないと言う意味ではないかと思います。
住まいについて、持ち家がいいか、一生涯賃貸でもいいかにつきましては、カモミールさんが予定しているこれからのライフプランにかかる費用とも関連してきます。
ただ、カモミールさんもご指摘のとおり、セカンドライフのことを考慮した場合、持ち家の方が安心できると考えます。
通常、持ち家の場合には収入が見込めるうちに住宅ローンを完済しますが、一生賃貸の場合には通常の基本生活費にプラス支払い家賃も一生涯必要となります。
今のうちから一生涯必要となる家賃分も蓄える必要がありますが、お金は持っていると使いたくなると思います。
また、持ち家の場合、リバースモーゲージとして、老後資金の一部に充当できる場合もあります。
以上、ご参考にしていただけますと幸いです。また、分からないことなどありましたら、お気軽にお問い合わせください。
リアルビジョン 渡辺
ファイナンシャルプランナー
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賃貸の場合は退職までに生涯家賃を準備しましょう
カモミールさん、はじめまして。
株式会社くらしと家計のサポートセンターです。
ご結婚おめでとうございます。
マイホームを持つか、一生賃貸で行くかは住まいに関する考え方の相違であって、どちらが良いかは人それぞれだと思います。
マイホームを持つということは当然ながら住宅ローンを組むことになりますから、大きな負債を抱えます。
それが負担であれば、一生賃貸という選択もありますね。賃貸であれば、転勤やライフスタイルの変化による住み替えも簡単ですし、家賃が負担になったら、安いところに住み替えるという方法もあります。
ただ、おっしゃるように「一生お家賃を払い続ける」ことに対してセカンドライフに不安があるというのも当然ですね。
一生賃貸の場合の注意点は、退職までに「生涯家賃を積み立てておく」ということです。
住宅ローンの場合は退職までに完済できるように何とかがんばって繰り上げ返済をします。
賃貸の場合も同じようにがんばって働けるうちに生涯家賃を準備しておくことによって、セカンドライフの不安はある程度解消されるのではないでしょうか?
マイホームを買った場合、一生賃貸で行く場合の両方のキャッシュフローシミュレーションをしてみてはいかがでしょうか?
これから、お子さんができると教育費資金も積み立てていく必要があります。お子さんが大学を出て独立するまでご主人は働けるでしょうか?
生涯家賃の分以外の老後資金も必要ですね。
結婚生活をスタートされるに当たって、ライフプランを話し合い、しっかりと資金計画を立てることをお勧めします。
株式会社くらしと家計のサポートセンター
http://www.fpwes.com/
吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
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両者を比較するポイントをお答えします
カモミール様、初めまして。ファイナンシャル・プランナーの吉野充巨です。ご結婚おめでとうございます。
「賃貸か」「持ち家か」を考える際のポイントをお伝えします。
一生家賃を払い続けることと持ち家を購入しローンを組むことは、キャッシュフローの観点から、お住まいにお金を使うことでは同義と考えています。家を所有された場合、不動産という資産を持ちますが、住宅ローンという負債も抱えます。また、固定資産税などの税負担、長い間にはリフォームなどの費用も必要です。
一方、賃貸の場合は、住宅ローンの返済は無く、住居にかかる費用は貸主の負担になります。比較のため平均余命プラスを考え60年間(92歳まで)の概算をしてください。
一度お住まいの近くの物件チラシで、?頭金+?返済金額(元利合計)を試算の上、リフォーム代(仮置きで1000〜2000万円)を加えてください。それと家賃×14(12ヶ月+1ヶ月<更新料>+1ヶ月<礼金>)×60年と比較ください。これでおおよその費用比較が可能です。
生活のライフスタイルは、ご夫婦二人⇒お子様とご一緒⇒ご夫婦2人のサイクルになりますので、生活空間の広さが変わります。賃貸の場合に都度変更が可能です。
また、仕事の場所を考えた際に転職や転勤の場合、家族での移動が簡単に行えます。
家を持たない気楽さ、ローンが無いので収入が減っても対応が楽になり、自分の年齢にあった家の造作や場所の移動が可能です。
一方、ローンを終えた家は財産として残り、何かの際に売却ができる点と家賃や借りることを気にせずに住まえる安心感は持ち家が勝ります。この点をどの程度考慮するかはカモミール様のお考えになります。
なお、それらを考える上の参考ツールとして、ライフイベント表とキャッシュフロー表サンプルを私のホームページに掲載しています。宜しければご一読ください。
http://www.officemyfp.com/planningtool.htm
(現在のポイント:-pt)
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