対象:コーチング
先日は質問にたくさんのご回答をいただきありがとうございました。もう一つ質問させていただければと思います。
どうも自分が他人より劣っているような気がします。
→なにか悪いことがあるとすぐ自分の責任・間違いかもしれないと思う。
→人目が気になる。人の顔を色をうかがい、どうも下手に出てしまう。このため対人の場面ではいつも緊張状態。
→自分を否定されると精神的にかなり致命的な状態になる。
→褒められても「そんなことはない」と自虐的になってしまう。
→それがどんな相手でも争いや・不和状態に耐えられないので自分が耐えることが多い。
不安と同様、頭ではそういったことが自分が作り上げたものに過ぎず、別の見方が可能と分かっていても、思考回路が自動的に働いてしまいます。
こういった考えのためにこれまでさまざまな場面でチャンスを逃してきたように思いますし日常生活で不必要なストレスも溜まります。
よくいえば協調性があるとか、気遣いができるとか、控え目なのだと思うのですが、自分でもちょっと度が過ぎているのではないかと思います。
思考回路を変えるエクササイズがあれば教えていただければと思います。よろしくお願いいたします。
wolf at the doorさん
回答:2件
不安や恐れは思考の習慣
頭ではわかっていても、人の評価が気になってしまうのですね。
失敗を恐れてせっかくのチャンスを見逃してしまったり、人から批判されると受け入れられず、落
ち込んでしまう経験は誰でもあります。
不安になるのと同様、恐れもあなたの思考の習慣です。
習慣は同じ事を繰り返すことによって少しずつ定着し、あなたの性格や考え方を形づくっていま
す。
思考習慣をコントロールできるのは自分自身なのです。
もし何かをする時にちょっと立ち止まって考えみてください。
あなたがこうしたいと思う、望む事を考えてください。
もし、どうしてもそのような考えになれないときは、ビリーフ(思い込みや信じ込み)を変えるワ
ークをしてみてください。
ビリーフは書き換えられます。
「○○すべき」、「○○ねばならない」というという非合理的なビリーフを
「○○であるにこしたことはない」に言い換えてみてください。
例えば、
相手に好かれなくてはいけない ⇒ 相手に好かれるにこしたことはない ⇒ 人それぞれ好き嫌
いはあって当然
仕事は失敗してはならない ⇒ 仕事は失敗しない方がいい ⇒ この仕事に失敗したからといっ
て人間としてダメなわけではない
もし、望みどおりの結果にならなくても戸惑いやパニックにはならないですよね。
ご参考になれば幸いです。
評価・お礼
wolf at the doorさん
ありがとうございます。評価が遅くなり、申し訳ありません。ワークを意識しながら少しづつやってみたいと思います。大変参考になるアドバイスをありがとうございました。
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自分で自分を否定していませんか
wolf at the floor さま、
最近の日経ウーマン6月号の記事でも、「1ヶ月で自信をつける!」という
特集記事がありました。
日本ではとくに、女性は気遣いができて控えめが良いとされる文化も
手伝ってか、自信も持つことは女性にとって大きなテーマです。
思考回路を変える考え方は、追記でご紹介しますが、、ご自分でも
わかっていらっしゃる通り、わかっていてもなかなか実行できないパターンが
ネックですね。
ここでポイントになるのは、本当の意味で自分を大切にするとは
どういうことか、です。
褒められても受け入れられないのは、自分で自分を否定しているから。
自分が褒められるに値すると認めていないから。自分で自分を
受け入れていないから。
チャンスを逃してしまうのも、チャンスを逃してしまうことを
許してしまうほど、無意識に自分を否定し、後回しにしているからです。
究極的には、自分への愛情が少し足りないときなのです。
(セルフサボタージュと言って、自分について少々ザボリ気味の意味です)
人はよく、何かができたら自分を受け入れる、受け入れられる、
自信もつく、と考えていますが、これだときりがありません。
できることはいくらでもあるし、もっとよくしようとしたら、なんでも
さらに良くできる。上を見ればきりがないから。
理屈を抜きにして無条件に自分を受け入れて好きでいようと
意識を持ってみてください。この意識が、自分を本当の意味で
優先する、大事にする、ということにつながります。
自分が大切にできるなら、自然と自分のためになることは
やるようになります。この場合、思考回路を変えることも、
自然にできるようになります。
自分とは一生の付き合い。せっかくだから仲良く、愛情を注いで
良く見てあげたいもの。その気持ちを育ててください。
何かお力になれることがあれば、いつでもご連絡ください。
応援しています。追記もご参考までに。
補足
※ 冒頭でお名前を間違えてしまいました。
お詫びして訂正いたします。
wolf at the door さま、
少々違う思考回路をご紹介します。
まずは、人に劣っているからと言って、それほど悲観的になるものでも
ないこと。上には上が常にいるし、下を見ればきりがないのも事実。
優劣で手に入るのは、多少の自信のほか、エゴやうぬぼれや過信もあるかも。
人目が気になる。人の顔色を伺ってしまう。これは、人から
良く思われたい気持ちに支配されていることになりますね。
人から良く思われたいのは、誰もが同じ。ただし、これにばかり
支配されていると、自然に自分らしさが失われて、信頼を得られません。
つまり、自分を見失うばかりか、人からも良く思われない、という
逆効果になることを忘れずに。
また、すべての人に好かれることも現実的には無理です。
私たちだって、すべての人を好きでいるのは、現実的ではありません。
自分を否定されると、というのはどんなことでしょう。
たとえば、仕事での評価と、人間としての自分を混ぜてはいないですか?
誰かが人の存在を否定することは絶対的に無理です。
また、否定されたと思わない限り、(それに賛成しない限り)
否定されることはありません。
褒めてもらうことを、「ありがとう」と受け取ることも
ひとつのスキルです。また、受け取るためにも、受け取ってもいい、
と自分で思ってみましょう。受け取ったら、その方にも還元して
褒めて差し上げたらいいのです。
それから、人との争いはもちろん避けられるなら良いけれど
自分を犠牲にしているとなると、それは自分を大切にしていない、
ということにもなります。
こうした自分が楽になるための思考回路を取り入れていくのも、
「自分を大切にする」ことができないと、なかなか実行できません。
新しい考えかたでトレーニングすると同時に、自分を
大事にすること、自分を受け入れること、自分を好きでいることを、
身に着けてください。
評価・お礼
wolf at the doorさん
ありがとうございます。評価が遅くなり申し訳ありませんでした。なるほど!と思いました。まず無条件に自分を受け入れることからということですね。なかなか難しいことですが、日頃から意識するようにしてみます。ありがとうございました!
回答専門家
- 小倉 美紀
- (パーソナルコーチ)
- エナジー・コーチ エナジー・コーチ
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もっと自信を持ってバランス良く、元気にハッピーになりたい方(主に20~40代の女性)に向け、コーチングやセミナー、講演を実施しています。人生の幸せ、ビジネスの成功や自己実現のために、枠に捕われない考え方を提供し、内面から強くサポートします。
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