対象:ペットの医療・健康
是非、相談をさせて頂きたいのですが、
生後10ケ月のメスのミニチュアダックスを飼っています。
7ケ月頃からお散歩の時などで、右後ろ足を頻繁にケンケンして歩くようになりました。
よく観察してみると、大腿骨から下の骨が左足より内側に湾曲していました。
人の話によると、ダックスは骨の奇形が少なくはないと聞きました。もし手術するようなことならば、3,40万くらいかかる。 と聞きました。
歩きずらそうですごく気になりますし、治してあげたいのはやまやまですが、安易に出せる金額ではありません・・・。
触っても痛がる様子もなく、歩けない訳ではないのでそのままにしておりますが、
ほっといても大丈夫なのでしょうか??
この先歩けなくなったりはしないでしょうか??
ちちゃんさん ( 東京都 / 女性 / 27歳 )
回答:2件
後ろ足が内側に湾曲
恐らく膝蓋骨の内方脱臼が原因だと思います。とりあえず左右後ろ足のレントゲン検査をお受けになることが大事です。成長期のワンちゃんの膝蓋骨内方脱臼は大腿骨、脛骨の湾曲を誘発し、放置してひどくなると、歩行にも大きく影響が出てきます。また、湾曲がひどくなった場合は、ひざ関節の手術だけではなく、曲がった骨の部分を切除して、真直ぐにし直す手術が加わりますので、ワンちゃんに大きな負担になります。またそれだけ手術の難易度のレベルが上がりますので、費用もぐんと上がることになります。膝関節の手術だけなら40万円も掛からないと思いますよ。
なにわともあれ、なるべく早く掛かり付けの動物病院で検査をお受け下さい。
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RE:ミニチュアダックスの足の骨の変形について
近年、ミニチュアダックスの後肢が湾曲してしまう病気が増えてきているようです。実際に診察してみないと確定はできませんが、大腿骨から下が内側に湾曲しているということですので、脛骨(膝から足首までの骨)が湾曲する病気についてお答えします。
脛骨が湾曲する病気は、さまざまな呼称があり、脛骨異形成症、脛骨遠位内反症、足根内反症などがありますが、すべて同じ病気をいいます。原因は、脛骨遠位成長版障害(脛骨の一部の成長が止まってしまう)といわれています。冒頭でも触れましたが、近年増えてきた病気ですから手術適応を決める明確なガイドラインとなるものも存在しません。その為、現在の症状によって手術をするかどうかを決めることになります。また、飼い主様の考え方によるところが大きく、重度の湾曲でも手術をしない犬もいれば、軽度の湾曲でもかわいそうだからということで手術を希望される方もいます。現在10ヵ月齢であるのであれば、今の湾曲が、おそらく現状のまま残ることになります。今後、骨関節症や椎間板ヘルニアになる可能性があると推測されてはいますが、現在のところそのような報告はまだないようです。
(現在のポイント:-pt)
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