対象:ペットの医療・健康
RE:ミニチュアダックスの足の骨の変形について
近年、ミニチュアダックスの後肢が湾曲してしまう病気が増えてきているようです。実際に診察してみないと確定はできませんが、大腿骨から下が内側に湾曲しているということですので、脛骨(膝から足首までの骨)が湾曲する病気についてお答えします。
脛骨が湾曲する病気は、さまざまな呼称があり、脛骨異形成症、脛骨遠位内反症、足根内反症などがありますが、すべて同じ病気をいいます。原因は、脛骨遠位成長版障害(脛骨の一部の成長が止まってしまう)といわれています。冒頭でも触れましたが、近年増えてきた病気ですから手術適応を決める明確なガイドラインとなるものも存在しません。その為、現在の症状によって手術をするかどうかを決めることになります。また、飼い主様の考え方によるところが大きく、重度の湾曲でも手術をしない犬もいれば、軽度の湾曲でもかわいそうだからということで手術を希望される方もいます。現在10ヵ月齢であるのであれば、今の湾曲が、おそらく現状のまま残ることになります。今後、骨関節症や椎間板ヘルニアになる可能性があると推測されてはいますが、現在のところそのような報告はまだないようです。
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是非、相談をさせて頂きたいのですが、
生後10ケ月のメスのミニチュアダックスを飼っています。
7ケ月頃からお散歩の時などで、右後ろ足を頻繁にケンケンして歩くようになりました。… [続きを読む]
ちちゃんさん (東京都/27歳/女性)
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