72歳の父はC型肝炎になってから20年以上経過しています。過去にはインターフェロン治療を行いましたが治りませんでした。その為薬物治療と検査を継続しており現在に至ります。肝硬変から肝ガンへ移行している様ですが微妙な所らしく、手術や治療などは行っておりません。
昨年ほどから体中がかゆく、何か吹き出物のようなものが発しています。皮膚科にも通いましたが回復ならず・・。かかりつけの医院にも相談しましたが治りません。「肝臓からの影響だから治らない」と本人は言います。そして、このかゆみから「夜眠れない」と言っています。かかりつけの病院で睡眠薬(安定剤?)を投薬してもらったのですが、飲むと翌日昼頃まではふらつき、転倒、朝型にはトイレに間に合わず漏らしてしまった事もあったようでした。このように、肝炎から体全体に出来物が発することはあるのでしょうか?質問内容から、良きアドバイスを頂きたく宜しくお願い致します。
nanaかなさん ( 群馬県 / 女性 / 36歳 )
回答:2件
セカンドオピニオン
お父様が肝臓癌にて闘病中、昨年から体の痒みを生じ、不眠を生じていらっしゃるとのこと、更に睡眠薬でふらつき、転倒、失禁を生じてしまったとのこと、心よりお見舞い申し上げます。
肝臓疾患で掻痒感を生じることは少なくありません。また悪性腫瘍に伴う免疫不全から皮膚疾患を二次的に生じることもあります。
かかりつけの医院にもご相談されたそうですが、治らず十分な説明もないようでしたら''セカンドオピニオン''を求められてはいかがでしょう。大学病院や総合病院の消化器内科か皮膚科へご相談されることをお勧め致します。
どうぞお大事にして下さい。
茅野 分(銀座泰明クリニック)
補足
銀座泰明クリニックのリンクは以下へ移転しました。
http://ginzataimei.com
回答専門家
- 茅野 分
- (東京都 / 精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
- 銀座泰明クリニック 院長
東京・銀座の心療内科・精神科、夜間・土曜も診療しております。
東京・銀座の心療内科・精神科です。夜間・土曜も診療しております。都会で毎日、忙しく過ごされている方々へ、心身の健康をサポートいたします。不眠、不安、うつ病などに関して、お気軽にご相談ください。
茅野 分が提供する商品・サービス
夜間・土日も診療しています
痒みによる不眠症の治療
こんにちは、nanaかな さん。
睡眠の問題を専門とする医師の、坪田聡です。
睡眠に焦点を絞って、アドバイスさせていただきます。
睡眠薬の種類としては、''ベンゾジアゼピン系の薬''がお勧めです。
この薬は、中枢神経を抑制することで、体を掻く行動を減らす効果があります。
また、薬を飲んだ翌朝にふらついたり転倒するのは、''薬の「持ち越し効果」''によるものと思われます。
肝障害がない人でも、薬の量が多いと起こりますが、肝硬変などの肝機能障害がある方は、薬の分解が遅れるので症状が出やすくなります。
このような場合には、薬の量を減らしたり、作用時間が短いものを選ぶ必要があります。
主治医にご相談されて、薬を考慮していただくと良いかと思います。
よろしければ、オールアバウト睡眠・快眠ガイドサイトもご参照ください。
回答専門家
- 運営 事務局
- (東京都 / 編集部)
- 専門家プロファイル
登録している専門家やQ&Aやコラムといったコンテンツをご紹介
専門家プロファイルに登録をしている皆様の記事や、Q&A、まとめ記事など編集部でピックアップしたものを定期的に配信していきます。よろしくお願いいたします。
運営 事務局が提供する商品・サービス
記事制作に関するご相談
nanaかなさん
薬について
2008/01/31 14:57ご回答ありがとうございました。参考にさせて頂きます。
坪田先生へ再質問です。
現在「ハルシオン0,25mg」が投薬されております。1/2錠では効き目が少ないようですが、1錠はなるべくやめるように勧めています。こちらの薬、いかがな物でしょうか?
nanaかなさん (群馬県/36歳/女性)
(現在のポイント:-pt)
このQ&Aに類似したQ&A
表示中のコンテンツに関連する専門家サービスランキング