対象:投資相談
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時間の分散も行いながら少しずつ始めましょう。
なかまさん、ご質問ありがとうございます。
ファイナンシャル・プランナーの大間武です。
ご質問の「外貨建てMMF」について各質問についてお答えします。
☆外貨MMFとはどのような商品なのでしょうか。
商品の分類から言いますと「投資信託」に分類されます。
円建てのMMFの外貨版です。
☆外貨MMFのメリットとデメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。
メリットは円の金利より高い運用が見込まれることです。
運用は実績配当となっています。
デメリットは為替の動きによっては為替差損が発生する可能性があることです。
なお、外貨建てMMFでの運用を行う際には
少しずつ金額を増やしていく方法をオススメします。
☆現在様々な証券会社等で外貨MMFの商品が売られていますが、
それらの商品に有利不利はあるのでしょうか。
有利不利という概念というよりは「違い」という点になると思いますが
運用実績は証券会社ごとに多少差があります。
適用する為替レートに差があります。
1日に適用する為替レートに変動がある場合があります。
例えば1時間ごとに変更する証券会社もあれば
一日のうち一定時点でのレートを一日中適用する証券会社もあります。
外貨建てMMFを始める場合には
一度に全ての運用を始めるのではなく、
為替の動きを見ながら少しずつ始めてみてください。
回答専門家
- 大間 武
- (千葉県 / ファイナンシャルプランナー)
- 株式会社くらしと家計のサポートセンター 代表取締役
お金にも“心”がある。送り出す気持ちで賢く上手な家計管理を
法人、個人の形態を問わず、クライアント(お客様)のパートナーとして共に次のステージを目指し、クライアント(お客様)の質的成長にコミットします。
投資の前に考えることはよいことだと思います
なかま様 バームスコーポレーションの杉山と申します。
1.外貨建てMMFの説明
外貨建てMMFとは、残存期間のとても短い外国の債券(短期金融資産)に投資するファンドです。
残存期間が1年未満のものは、債券という資産クラスに分類されるのではなく、短期金融資産に分類されます。外貨ベースでの資産の値動きは一般的に大きくありません。ただし、為替はヘッジされていませんので為替リスクがあります。価格変動の大半は為替からもたらされると考えればよいでしょう。
外貨投資の基本的な仕組みはこちらにも書いてあります。よろしければごらんください。
2.メリットとデメリット
メリットは、外貨預金に比べると相対的に手数料が安いことです。
デメリットは、なかま様の投資態度によって変わります。元本を確保しておきたいのであれば、元本が保証されていないことが外貨建てMMFのデメリットです。積極的に為替でリスクを採りたいのであれば、レバレッジを1倍にしかできないことが外貨建てMMFのデメリットです。
3.会社による差異
仕組みの上で、差異はほとんどありません。ただし、ファンドですから組み入れている銘柄がことなります。利回りに差がつく可能性がありますし、組み入れている銘柄がデフォルトになればパフォーマンスに差が出ます。
回答専門家
- 運営 事務局
- (東京都 / 編集部)
- 専門家プロファイル
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専門家プロファイルに登録をしている皆様の記事や、Q&A、まとめ記事など編集部でピックアップしたものを定期的に配信していきます。よろしくお願いいたします。
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外貨建てMMFの特徴
外貨建てMMFは、外貨で運用される公社債投資信託で、格付けの高い債券などで運用されるため、安全性や安定性は高く(元本割れしないということではありません)、外貨預金と比べても高金利です(米ドル定期預金12カ月もので2.1%程度に対して米ドル建てMMF 4.2%程度)。
取引日ならばいつでも換金できます(信託財産留保額は不要、なお、円に換えられるのはよく営業日)。
分配金は毎月末に支払われ、税金が源泉徴収された後、自動的に再投資されます。
外貨建てMMFに適用される為替手数料は、通常、1米ドル当たり0.50円(片道)と、外貨預金に適用される為替手数料1円(片道)の半分です。為替手数料は証券会社によって取り扱いに違いがあります。
外貨建てMMFの分配金は20%の源泉徴収だけです。為替差益は、外貨預金では雑所得として課税されますが、外貨建てMMFでは非課税です。
回答専門家
- 佐々木 保幸
- (京都府 / 税理士)
- 税理士法人 洛 代表
贈与、遺言・遺産分割・相続税対策なら京都・税理士法人洛まで
円満な遺産分割、生前贈与、事業承継、節税、納税資金の確保など、それぞれの着眼点から家族構成や資産構成ごとに、ベストアドバイスを行います。
短期投資、長期投資で利用する場合の注意点
FPの岩川です。はじめまして。
■1、外貨MMFとは。
外国の短期債への分散投資商品です。
外貨ベースでは、円建てMMFと同様に元本の割れる可能性は、少ないです。しかし、円に転換する訳ですから、為替の影響により元本割れもあります。
■2、外貨MMFのメリットとデメリットとは。
メリット、デメリットと言うよりも、実際に資産形成に使用する場合の注意を申し上げます。
●短期における注意
運用益以上に、為替が変動すれば、元本が割れる可能性があります。
為替相場の「予測」に頼る投資になるので、短期ではあまりおすすめできないと考えられます。
●中、長期における注意
十分な期間を保有できれば、為替が変動しても、その変動以上の収益を期待することができますが・・・・
ここで忘れてならないのは、外貨MMFは「短期債が主な運用先」である事です。
中、長期の場合は、「中、長期債を運用先」としている「外債ファンド」の運用益が高くなるのが一般的なので、はじめから長期運用と分かっていれば、外貨MMFを選択する必要は薄れます。
同じリスクならば、より高いリターンを
同じリターンなら、より低いリスクを
■3、「様々な証券会社で外貨MMFの商品に有利不利はあるのでしょうか。」
どこの証券会社のMMFも、投資先は同じ短期債です。
運用会社により多少は異なりますが、大きく変わることはありません。
あまり気にしなくて良いと思います。
外貨MMFには、「外貨預金」と「外貨取引(FX)」(レバレッジ1倍の場合)という類似商品があります。
以前から、外貨MMFは為替手数料が安いと言われていますが、
FXも安いと思います。また、最近では、ネットで
探せば外貨預金も低コストの商品があります。
類似商品とのメリットは、課税方法です。
例えば、50万、100万などの為替差益が出た場合。
外貨MMFは、非課税。
外貨預金、FX(取引所により一部非課税)は、
給与などの収入と合算し、申告。
回答専門家
- 岩川 昌樹
- (千葉県 / ファイナンシャルプランナー)
- FPブレーン株式会社 長期投資専門FP
「本当に必要な資産運用」。家族のことのように考え、提案します
お客さんごとに異なるライフスタイルやリスク許容度に応じて、オーダーメイドの資産形成サービスを提供しております。資産形成を始めてみたいが、何から手を付けたら良いか解からないという方は、ぜひお気軽にお問い合わせくださいませ。
外貨MMFについて
なかま様、はじめまして。
ファイナンシャルプランナー(IFA)の森本直人と申します。
ご質問の件の回答です。
1.外貨MMFとは
信用度の高い外貨建ての短期債券などで運用される投資信託の一種です。商品性は、外貨預金に近いものです。過去の実績からは、外貨ベースで元本割れをする可能性は少ないと考えられます。満期がなく、原則いつでも換金可能ですので、利用価値は高いです。利率は固定されておらず、分配金は、実績分配です。
2.外貨MMFのメリット、デメリット
主なメリットは、国内の預金や債券よりも高い利回りが期待できる点です。MMFは、短期金利に連動するため主要通貨の政策金利により近い運用が可能です。例えば、2007年12月時点の各国・地域の中央銀行の政策金利は、日本0.5%、米国4.25%、ユーロ圏4.00%ですので、メリットは大きいはず。一方、主なデメリットは、為替リスクを伴う点です。円高に向かった場合には、為替差損が生じます。
3.証券会社等による違い
外貨MMFは、証券会社等が設定している手数料等によって、若干の有利不利があります。従って、とにかくコストを下げたいとお考えになる場合は、色々と比較検討されると良いでしょう。
補足として申し上げますと、なかま様は、まだお若いので、外貨MMFの他、国内株式や外国株式を組み入れた投資信託も活用して、長期分散投資を本格的に考えられると、良いでしょう。
ちなみに、私の事務所では、20代、30代の方を中心に長期分散投資のポートフォリオ作成をお手伝いしています。ご興味がありましたら、ぜひお声を掛けてください。
回答専門家
- 森本 直人
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 森本FP事務所 代表
オフィスは千代田区内。働き盛りの皆さんの資産形成をお手伝い
お金はあくまでライフプランを実現する手段。決してお金を目的化しないというポリシーを貫いております。そのポリシーのもと、お客様の将来の夢、目標に合わせた資産運用コンサルティングを行います。会社帰りや土日など、ご都合のよい日にお越しください。
吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
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外貨MMFの内容、メリットデメリット、購入注意点です
なかま 様 オフィス マイ エフ・ピーの吉野充巨です。質問にお答えします
1.外貨MMF(マネー・マーケット・ファンド)とは
海外の安全性の高い短期金融商品や国債を中心に投資する追加型の外国公社債投資信託です。購入後いつでもペナルティー無く引き出しが出来ます(円建てMMFとは異なり信託財産留保額は徴収されません)。
一般的には為替手数料は外貨預金に比べ安く(都市銀行の半分以下)購入時に販売手数料は掛かりません。また、外貨MMFだけの利用であれば外国証券取引口座の口座管理料も掛かりません。
・分配金は、実績配当で毎日計算され月末に再投資(1ヶ月複利)
・税金は、収益分配金は20%源泉分離課税で為替差益は非課税です。
・金融機関により外貨での受け取りが可能で、外貨建て商品(投信やETFなど)の決済にも使用できます。
2.外貨NNFのメリットとデメリット
・メリットは、元本割れのリスクが極めて低いことです。現在米国では、サブプライム問題の影響で、MMFの元本まで割れてしまうのではないかと騒がれています。それほどリスクが低いものです。また、外貨預金に比べ、利回りが高く、引き出しが簡単、為替手数料が安いなどのメリットがあります。
・デメリットは、為替変動リスクがあり、購入時よりも円高になれば、円貨では元本割れのリスクがあります。また、為替の変動幅は利回りより大きいため、短期的な投資では為替差損の発生があります。
3.証券会社ごとの有利不利
・取り扱い金融機関により、為替手数料が異なります。従いまして口座開設の際には手数料比較をしてください。
・実績配当ですので運用会社により利回りが異なります。こちらも各社比較して購入する必要があります。
補足
なお、各国の通貨と円の為替変動の強弱は通貨ごとに異なります。また、為替手数料も通貨ごとに購入額に対する比率が異なります、従いまして、外貨MMFの購入は利回りだけで選定せず、手数料、為替変動を考慮する必要が有ります。
この観点とグローバルな流通量を考慮して米ドル50〜60%、ユーロ30〜40%、その他の通貨10〜20%などに分散投資することをお勧めします。
吉野 裕一
ファイナンシャルプランナー
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中身は日本のMMFと同じようなものですが・・・
はじめまして、なかまさん。
マネースミスの吉野です。
外貨MMFは、MONEY MARKET FUNDの略ですが、内容は日本のMMFと同じように安全性を重視した公社債や国債などに投資した投資信託です。
しかし、外貨で運用するので為替変動によってリスクはあります。
また、円を外貨に換える際に対顧客レートと言う手数料を引かれます。これは外貨を円にする時(売却の時)にもかかりますので、これらを考慮して投資して下さい。
例えば、円をドルに換える際に1ドルに対し50銭かかるとすると往復で1円の手数料が引かれます。
1ドル=110円とすると、ドルにする時は110円50銭でするにして109円50銭で円に換金する事になります。ですのでこの場合だと往復で、為替変動が無い場合でも0.9%損をしますので、それ以上の金利が必要です。
外貨MMFは円のMMFより金利の高いところが多いですが、この場合は1.5%以上の商品で運用しなければ、円のMMFで運用してもそれほど変わりはありません。
しかし円高になった場合は、もっと金利の高いところで運用しないと損を出してしまいます。
既に投資信託で運用されているのであれば、資産配分を考えられた追加購入をされたほうが良いのではないでしょうか。
渡辺 博士
ファイナンシャルプランナー
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外貨MMFについて
ファイナンシャルプランナーの渡辺博士です。
外貨MMFについて簡単に一言で申し上げると、為替を中心に利益を追求する投信です。
つまり、為替を除くとほとんど預貯金程度のような旨味しかない投信です。
メリットは・・・
・都市銀行などの外貨預金と比べて為替手数料が安い。
・信託財産留保額もありません。
・口座管理料もありません。
・定期預金のような預入期間もありません。普通預金同様です。
・為替差益が非課税です。
デメリットは・・・
・当然元本保証ではありませんので、為替差損により元本を下回る可能性がある。
・預入期間は普通預金同様だが、換金は翌日となる。
・外貨預金の様に、現物の外貨で引き出せない。
などがあります。
もう一つ、現在外貨MMFは基本的には証券会社で購入することとなりますが、注意点としては外貨預金にも当てはまりますが、為替レートの更新がいつ行われているか?ということ。
1日1回の所、(銀行に多い)1時間毎などです。頻繁に行われている方がいい場合とそうでない場合がありますので、ご自身の使い勝手の良い金融機関を選ぶといいですね。
(現在のポイント:-pt)
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