マイホーム購入は難しいでしょうか？

たろかなさんへ

はじめまして、個別相談専門のファイナンシャル・プランナーとして活動しています、渡辺と申します。

『マイホーム購入なんて夢でしょうか？』につきまして、ご主人様の手取り月収２０万円で７３，９５４円のローンを返済した場合のローン負担率は３６．９７％にもなってしまい、思うように貯蓄ができなくなってしまうと考えます。

現在、たろかなさんの預貯金がいくらあるのか分かりませんが、もし、マイホーム購入を考えるのでしたら、頭金を少しでも多く増やすことをお考えください。

頭金が増えれば、毎月の返済額を少なくすることができ、ローン負担率もさがります。

頭金を増やす方法として、ご両親からの資金援助などは望めないでしょうか？

住宅を取得するための一定の金額までならば、税務署に申告することで、贈与税が課税されない税法上の優遇もありますので、前向きにご検討していただくことをおすすめいたします。

以上、ご参考にしていただけますと幸いです。また、分からないことなどありましたら、お気軽にお問い合わせください。
リアルビジョン 渡辺行雄

たろかな様 初めまして。オフィス マイ エフ・ピーの吉野充巨です。

10年固定型で73,954円／月ということは、2100万円全額ローンでご購入のご予定でしょうか。新築の場合で、諸費用が物件価格の4〜6%程度、中古の場合は7〜11%程度掛かります。この費用はご準備は済ませましたか。
新築で80万から130万円、中古で150万円から230万円になります。

住宅ローンの返済計画のひとつの目処として、家賃＋貯金額×50%⇒返済可能額があります。これに当て嵌めると79,300円になりぎりぎりの返済額になります。

しかしながら、これからお子様が生まれ生活費が増大しますし、思わぬ支出も発生します。また、あとお二方を予定されているのであれば、育児費用と学習費などの増加も当然予想されます。従いまして、お子様が生まれてからの家計から、住宅の購入を検討されるようお勧めします。

なお、通常住宅ローンを組む購入計画では、頭金を30%程度準備され、ローンの返済を収入の25%程度に抑えるようお勧めしています。

たろかなさん、はじめまして。
ＦＰの栗本と申します。

「マイホームの購入なんて夢でしょうか？」とあきらめることはまったくありませんが、現状のままでは少し不安があるのも事実だと思います。

想定されている住宅ローン（73,954円）は、年間手取り収入の30％を超える負担になりますし、家を購入するとローン返済以外に固定資産税などの負担も出てきますから。

家計は上手にやりくりされていると思いますが、今後お子さんが生まれた場合の様々な出費も考慮する必要がでてくることも考えおかなくてはなりませんよね。
住宅を購入しローンを組んでしまうと、その後の家計の変化に柔軟に対応することが難しくなります。

ですから、ここは「マイホームをいつまでに買おう！」という目標を立てた上で、それに向かった具体的な計画を立てることから始めてみてはいかがでしょうか？

このままいけば、いつ頃にいくらぐらいの貯金が貯まるかなどをキャッシュフロー表の作成などで確認してみてください。2年後から働かれるのであれば、その時に見込めそうな収入なども記入する。
一方で、お子さんが生まれた場合に必要となる費用なども盛り込んでいきます。

キャッシュフロー表の見本です。
http://fpoasis.jp/uploads/smartinvest/6_cfsample.pdf

もし、住宅取得に関してご両親などからの資金的な援助が望めそうであればそこには甘えていただいていいと思いますよ。

想い続けている夢はかなうものと信じて、第一歩を踏み出してみましょう。